なぜ、ヒザ>ヒザなのか

22クラブのアプローチ練習で「ヒザ>ヒザ」「コシ>コシ」・・・「腰上ワンレバー」などを行っていますが「何の為の練習なのか?」をもう一度、理解してみましょう。
クラブ別のチップショットにおけるキャリーとランの関係は「12の変数」が基本です。例えば「9番アイアン」を使用する場合「12」マイナス「9(番)」=3。キャリーの「3倍」のランが出るということですね。
「ヒザ>ヒザ」でショットするとキャリーが5ヤードしか出ません。「12の変数」はこの【キャリー5ヤード以内】で成り立つ計算式なのです。ですからヒザ>ヒザ以上のスイングではこの計算式が利用できないので、その目安を身に着ける大事な練習なのです。また、最大の領域(5ヤードはどの辺りか?)を理解出来るので、1バウンド目の落とし場所をイメージし易くなり、スイングの大きさも調節しやすくなるのです。
・・・それでは「コシ>コシ」はナニの目安になるのでしょうか?
「コシ>コシ」のキャリーは「10ヤード程度」です・・・これはグリーン周りのバンカーをキャリーで超える事が出来る距離なのです。今度、コースでバンカーを歩いて横断して見てください(時間があればですよ!)
歩幅にも寄りますが「大股で10~12歩」ぐらいで横断できるでしょう。
バンカー越えはプレッシャーが掛かるものです。その時に「コシ>コシ」で「バンカーは越えられる」・・・・今いる場所は「バンカーから5ヤード離れている」・・・「そうか!コシ>コシより少し大きなスイングで良いんだな!」という具合に判断がつきます。プレッシャーが掛かり「大きくスイングしてしまい、グリーンオーバー!」・・・大叩きの元を作ってしまう・・・こんな事が無いように「スイングの目安」を身に着けるための大事な練習なのです。
もう一度、先生方とお話をして「意味」を理解して練習をしましょう。これらはイメージスイングとして「どこでも素振り」が出来ますよ!

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