クラブの重さ(続き)

今回はあまり難しいお話は抜きにしますが…。クラブの重量の差は何かと言うと「シャフト」の重さ(+グリップ)なんですよ!クラブヘッドの重量は、ドライバーもFWもアイアンも殆ど同じって知っていますよね。200グラム前後で差があっても数グラム程度です。(力学的なもの)
軽いほうが「早く」振れる…ヘッドスピードが上がる訳ですから、ドライバーには軽いシャフトを装着している訳です。
さて、皆さんがお買い物に行って「お肉を200g」買ったとします。軽く感じますか、重く感じますか?恐らく軽く感じるでしょう「お値段は別ですよ!(笑」」…でも、そのお肉を「傘の柄にぶら下げて見て下さい!」・・・かなり重く感じるでしょ!これがゴルフクラブです。
傘の重量(シャフト)が50グラム+グリップ20グラム=70グラム+お肉200グラム=27グラム=ドライバーです。
まさかこんなことはしないと思いますが「傘の持ち手(柄)にお肉をぶら下げて」・・・いきなり手で強く(早く)振って見たらどうでしょう?傘から外れて飛んでゆく?重くて耐えられず手に力をギュっと入れてしまう?・・・かな?
お肉が飛んで行ったり、コントロールを失わない様に「後ろへ・・・前へ」リズム(テンポ)よく動かしたら「お肉」の重量が感じられて遠心力も感じるのでは?「力強さ」まで感じられるのでは?・・・これがドライバーはじめSWINGの仕方です。
皆さんのドライバースイングを見ていると「軽い割り箸」を持って強く(早く)振っている時と同じように見えます。ヒュッと早く動きますがコントロールは利かない。それなら「菜箸さいばしの先に里芋(生)、小さなジャガイモを刺して」・・・外れないようにゆっくり後ろへ、そして狙った所に里芋が飛ぶように、慌てずに前へ振って見ましょう。何処でどのくらいのスピード調節をしたら良いかが分かり、きっと加速した里芋が遠くへ飛んでゆくはずですよ!(エッ、こんなにゆったり、今までより軽くでイイの?と思う事でしょう)(※チョット、変な表現ですが‥‥伝わったかな?)
※クラブは手で持つ>手は腕についている>腕は肩(上体)についている>肩(上体)は、下半身とつながっている。体幹が・・・なんて難しいことを考えなくても腕と肩(上体)をコネクション(一体化)して「後ろへ、前へ」これで良いのですよ!(GASPをいつも同じくしてね)皆さんの周りをクラブがキレイな弧を描き、リズムの良い美しいスイングになるはずです。(その内、当たりが出て自信が持てるようになったらスピードを上げて行きましょう)

結論から言うと「ドライバーは飛ぶように作られたクラブです」これが、上手く使えればスコアは勿論、ゴルフの醍醐味や楽しさは倍増すると思います!・・・。

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