右腕と右手を使う!

今アメリカPGAのトーナメントで大活躍している「デシャンボー選手」の事はご存じですか?彼は少年時代からスイング理論に興味を抱き、アイアンの番手によって長さが違うことに疑問を持った。「全てのクラブで同じように構えられれば、より反復性が高まる」とシャフト37.5インチ、ライ角72度でそろえたアイアンを愛用していることが有名です。
その彼が今期から体重を増加させ、(20ポンド(約9㎏)くらい体重を増やしたか現在は240ポンド(約108㎏、身長185cm)、新しいスイング理論を採用して飛距離の大幅アップと正確性向上で大活躍しています。ツアー中断前から7試合連続トップ10入り。
以前にもビブログで紹介したカナダのプロ「モー・ノーマン」の「ナチュラルスイング理論」を取り入れているそうです。是非、機会が有れば彼のスイングをご覧ください。(特にセットアップの両腕の形)
「モー・ノーマン」の「ナチュラルスイング理論」のキーは「右腕、右手の使い方」…とは言ってもクラブのグリップを相当太くしたりする必要があるのですが。
私も2000年に右ひじを痛めてから「長くゴルフを続けたい」と言う気持ちから「右は封印して」飛距離を求めなくして来ました。飛距離もそうなのですが、アプローチのテクニックには右肘と手首の使い方に巧緻性(器用さ)が不可欠です。そこで初めて渡米したときにコーチから言われたことを思い出してしまいました。パワーに勝る米国の選手に追いつこうと思っていた私に「野球ではピッチャーだったそうだね」「君は右が利き腕だろ?・・・なぜ、もっと右腕を使わないのだ!」と言われたのです。日本にいたときは「左腕リードで打て!」と言われ続けていたのですが、翌日から「右」を主体に打ち始めた途端に飛距離は出るし、コントロールも良くなるしアッと言う間にハンデが6つも上がったのです。ただ、現在の筋力と年齢から昔のようには行かないと思いますが無理をしない程度に「右を使うことにしました!」いつまで右腕と肘が耐えられるか「もう一度、挑戦して見ます!」
皆さんは、すぐに真似をしないで下さいよ!

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