③スイング中の原則

ドクター・ゲーリーワイレンが初めてゴルフで博士号を取得した論文によるとスイング前の原則は3つ(GAS)そして、スイング中の原則は9つ。後に成ってさらに2つの原則が加えられました。それらの原則は法則に対して第1次的な影響と第2次的以降の影響もあルのですが、難しくなりすぎますので簡単に整理して見ましょう。
まず、法則すべてに影響を与える原則は前出の「セットアップ」と「スイングセンター」です。「スイングセンター」は胸骨の上部の内側にあると言っています。つまりネクタイの結び目の奥と言ってもいいでしょう。この「スイングセンター」は、前後、左右、上下に動くことで全ての法則に影響するのです。
以下の3つの法則に影響する原則を並べて見ましょう。

①【クラブヘッド軌道】=P
・ダウンスイングプレーン
・ダイナミックバランス(ウェイトシフト)

②【フェースの向き】=F
・レフトリストポジション(左手首の状態)
・リリース(ローテーション)

④【ヘッドスピード】=S
・アークの大きさ(弧の大きさ)
・アークの長さ(弧の長さ)
・レバーシステム(てこ=コック)
・タイミング(順序動作)
・ダイナミックバランス(ウェイトシフト)

以下は、「セットアップ」と「スイングセンター」が主な要因ですが
③【打撃角度】=Aは、プレーンがアップライトだと角度が大きくなり、フラットだと角度が浅く成ることもあります。
⑤【打点正確さ】=Cは、全ての動作が連動した結果として向上すると言わざるを得ません。(熟達度が最大の要因です)

これ以外に、「コネクション=手、腕、身体の協調動作」と「インパクト=真実の瞬間」の2つがあると彼は言っています。

ボールをは5つの法則によって「飛び方」が決まり、法則は12+2の原則が要因となって影響を受けると言う事に成ります。
大事なのはこれらの原則を其々のプレーヤーの特性によって、組み合わせることです。
例えば、グリップは「フック(ストロング)に握るか、スライス(ウィーク)に握るか?」や、プレーンは「アップライトかフラットにするか?」・・・などなど「無限の組合せがあるのです」
プロゴルファーのスイングスタイルが、それぞれに違う事がそれを証明していますね。
22クラブは、ショットでは5つのスイング(大きさ=長さ)とパッティングでは5つのストロークを基本動作として指導していますが、其々の方々の特性を考慮して身体に負担の少ない、長くゴルフを楽しむことが出来るスイングづくりを目標にしているのです。
ですから、完成度に従って、当然プロゴルファーと同じ様に「全員のスイングは其々違う仕上がり」に成るはずです。・・・・つづく。

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