①法則とは絶対、原則は要因、選択は無限にある

「飛球法則」・・・ボールの飛びを決定するのは5つの物理的な法則。この5つが1打毎にボールに働き・・・ボールの飛び方を決定するのです。
プレーヤーの性別、年齢、ゴルフ歴、社会的地位など全く関係なく!
①【クラブヘッド軌道】=P
②【フェースの向き】=F
③【打撃角度】=A
④【ヘッドスピード】=S
⑤【打点正確さ】=C
言い方を変えれば「5つの法則の組合せでどんなボールでも打つ事が出来る」のです。
①【クラブヘッド軌道】=Pに対して②【フェースの向き】=Fが右を向いていればボールには右回転が掛かり、右に曲がるショットに成ります。つまり、フェード又はスライスボールとなるのです。ドローやフックはこの逆です。②【フェースの向き】=Fが左向きと言う事です。
ところが、パター、ショートアプローチ、バンカー、ラフからのショットなどインパクトでフェースとボールの接触時間が長い場合(ヘッドスピードが遅い)は、②【フェースの向き】=Fにボールが飛んで(転がって)行くのです。ですから、これらのショットの方向を良くする為には②【フェースの向き】=Fが最も重要となるのです。
では、真っすぐに、遠くに飛ばす為にはこれら5つの法則がどのようになれば良いのでしょうか?
④【ヘッドスピード】=Sが豊かで、⑤【打点正確さ】=C、スウィートスポットでヒットし、なおかつ①【クラブヘッド軌道】=Pに対して②【フェースの向き】=Fが直角(スクウェア)でなければなりません。そして、クラブがボールに直接接触すること。その際の③【打撃角度】=Aがボールの飛ぶ高さを決定する事に成ります。
各ショット(パットも)でこの5つの法則をどのように組み合わせるか?で、自分の打ちたいボールが打てるようになるのです。
スコアを決定する要素は・・・・
これらをいかに利用して「コースマネジメント=攻略法」をするか?
「自分を如何にコントロールするのか?=メンタル=自信と不安」です。
最後に・・・パットがスコアを決定する最大の要因だと言う事を忘れないで下さい。

3 thoughts on “①法則とは絶対、原則は要因、選択は無限にある

  1. 横浜校 保坂篤一郎

    確認をさせてください。
    「ところが、パター、ショートアプローチ、バンカー、ラフからのショットなどインパクトでフェースとボールの接触時間が長い場合(ヘッドスピードが遅い)は、②【フェースの向き】=Fにボールが飛んで(転がって)行くのです」
    とありますが これは経験的に理解できます。
    逆にヘッドスピードが速い、ドライバーやF/W、アイアンのフルショットでは球の飛び出し方向はPによって決まる。という事で宜しいでしょうか。
    フルショットにおけるPとFの影響の度合いは経験を積み重ねることしかありませんか。
    今日のスクールでありましたように「真っ直ぐに飛び出してフェード・・・を常に打てる」に苦労しています。

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    1. yamamuro 投稿作成者

      フルショットでのボールの飛び出し方向は(P=ヘッドの進行方向)と(F=フェースの向き)で出来るベクトルをお考え下さい。ヘッドスピードが低い場合は(F)の方向の力が勝りますから(F)の方向に飛び出します。ヘッドスピードが高い場合は逆に(P)の方向の力が勝るので(P)の方向に飛び出し方向が寄って行きます。但し、完璧に(P)の方向には飛び出しません。
      従って、理論上は、真っすぐ飛び出した後にフェード(=落ち際に右に曲がる)ショット打つ場合には、ターゲットラインに対して(P)は、ほんの少しだけ左向きに、(F)はターゲット方向に向けてヒットする事に成ります。但し、打点(スウィートスポット)が正確かにも影響する事を御理解下さい。
      良い質問だと思いますので、また、レッスンの時にお話しましょう。

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  2. 横浜校 保坂篤一郎

    有難うございました。
    これまで「(F)はターゲット方向、(P)はターゲットラインに対しインサイドイン
    だけを意識し、ボールが曲がったら直さなくては」と練習して
    結果として残ったのが自分の持ち球と思ってました。
    「意識的にフェード」をトライしてみます。

    返信

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