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どうすればナイスショットが打てるの?

今年の3月に以下の投稿をしましたが、もう一度見て頂いた上で「ナイスショットを打つ為には?」を整理して見ようと思います。
まず、ショットの成否を決める最も重要なのは「セットアップ=GASPM」とそれを毎回正しく行うための「プリショット・ルーチン」です。
今回は【フルスイング系】についてです。
22クラブのレッスンで良く耳にするスNGFの提唱するスイング6原則は以下の通りですね。(先生方はUSPGAマニュアルの14原則で皆さんのスイングづくりとスイング矯正を行っています)
スイング前の原則①ディレクション(GASPM)・・・そしてスイング中の原則②スイングモーション(ショルダーターン、ウェイトシフト、フォーアームローテーション、ヒンジング)③スイングセンター④スイングプレーン⑤スイングアーク⑥スイングテンポです。

①ディレクションはスクウェアシステム(ターゲットラインに対して身体を並行に構える)
まず、ボールの後方に立ち「ターゲットラインを想定すること」から始めます。「ボールの後方」から「ボールを通過してターゲットに至る」地上の仮想ラインを描く事。これが出来なければ全てが始まりません!
バックスイングのスタートをどこにすれば良いのか?ダウンスイングでクラブをどこに振り下ろしてきたら良いのか?が、全く基準が無く、分らないはずです!

これ以上書くと長~~くなりますので、また次回以降に投稿させて頂きますね!
先生方からいつも聞いていると思いますが、整理する意味で読んで見てくれれば嬉しいです。

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「飛球法則」・・・ボールの飛びを決定するのは5つの物理的な法則。この5つが1打毎にボールに働き・・・ボールの飛び方を決定するのです。
プレーヤーの性別、年齢、ゴルフ歴、社会的地位など全く関係なく!
①【クラブヘッド軌道】=P
②【フェースの向き】=F
③【打撃角度】=A
④【ヘッドスピード】=S
⑤【打点正確さ】=C
言い方を変えれば「5つの法則の組合せでどんなボールでも打つ事が出来る」のです。
①【クラブヘッド軌道】=Pに対して②【フェースの向き】=Fが右を向いていればボールには右回転が掛かり、右に曲がるショットに成ります。つまり、フェード又はスライスボールとなるのです。ドローやフックはこの逆です。②【フェースの向き】=Fが左向きと言う事です。
ところが、パター、ショートアプローチ、バンカー、ラフからのショットなどインパクトでフェースとボールの接触時間が長い場合(ヘッドスピードが遅い)は、②【フェースの向き】=Fにボールが飛んで(転がって)行くのです。ですから、これらのショットの方向を良くする為には②【フェースの向き】=Fが最も重要となるのです。
では、真っすぐに、遠くに飛ばす為にはこれら5つの法則がどのようになれば良いのでしょうか?
④【ヘッドスピード】=Sが豊かで、⑤【打点正確さ】=C、スウィートスポットでヒットし、なおかつ①【クラブヘッド軌道】=Pに対して②【フェースの向き】=Fが直角(スクウェア)でなければなりません。そして、クラブがボールに直接接触すること。その際の③【打撃角度】=Aがボールの飛ぶ高さを決定する事に成ります。
各ショット(パットも)でこの5つの法則をどのように組み合わせるか?で、自分の打ちたいボールが打てるようになるのです。

レッスンカリキュラム

3ヶ月に一度、22クラブの新規カリキュラムを作成して先生方に渡しています。
22クラブ内で行われる「ホームプログラム」と馬込ゴルフの「レベルアップクラス」の各カリキュラムです。馬込ゴルフのステップアップクラスのカリキュラムは「ホームプログラム」の要素を取り入れて毎期、新鮮なものにして貰っています。
全てのカリキュラムは「ティーチング=実技指導に先立ち、正しい概念や情報をお話しすること」と「コーチング=ティーチングで学んだ正しい概念を身体で表現する実技指導」で構成しているのが22クラブ独自の手法です。(皆さんの感想はいかがですか?)
各ショットの「指導の根幹」をなすのが【飛球法則=インパクトでのクラブとボールの接触の瞬間】です。これでボールの飛び方が決定されるので最も重要な事です。
さらにそれらの法則を作り出す【スイングの原則】を組合せて効率良く「ナイスショット」を生み出そうとしています。
先生達も指導に個性があって良いと思っていますが「なぜ?ボールがこうなるの?」に対してはインパクトでの・・・飛球法則(PAFSC)がどうなっているかを説明する。
「どうしたら良いの?」に対しては・・・スイング原則(例えば、GASPMやスイングプレーン、スイングセンターなどなど)のなかで、スイング中の身体の動き方の解説と対処法を説明する事にしています。
最後に、何処を気を付けて、どんな練習をしたら良いか(ドリルや練習方法)を伝える事に成っています。
ですから、先生も会員さんも「お互いに課題が明確」になり無駄な時間を掛けず、相互協力で少しづつですが必ず結果が出せるのです。
つまり【法則】>【原則】>【選択】のサイクルが22クラブのレッスンの基本なのです。
皆さんも、遠慮なく先生に「なぜ?」・・・「どうすれば良いの?」と話しかけて見て下さいね。
必ず、答えてくれる筈ですよ!

①法則とは絶対、原則は要因、選択は無限にある

「飛球法則」・・・ボールの飛びを決定するのは5つの物理的な法則。この5つが1打毎にボールに働き・・・ボールの飛び方を決定するのです。
プレーヤーの性別、年齢、ゴルフ歴、社会的地位など全く関係なく!
①【クラブヘッド軌道】=P
②【フェースの向き】=F
③【打撃角度】=A
④【ヘッドスピード】=S
⑤【打点正確さ】=C
言い方を変えれば「5つの法則の組合せでどんなボールでも打つ事が出来る」のです。
①【クラブヘッド軌道】=Pに対して②【フェースの向き】=Fが右を向いていればボールには右回転が掛かり、右に曲がるショットに成ります。つまり、フェード又はスライスボールとなるのです。ドローやフックはこの逆です。②【フェースの向き】=Fが左向きと言う事です。
ところが、パター、ショートアプローチ、バンカー、ラフからのショットなどインパクトでフェースとボールの接触時間が長い場合(ヘッドスピードが遅い)は、②【フェースの向き】=Fにボールが飛んで(転がって)行くのです。ですから、これらのショットの方向を良くする為には②【フェースの向き】=Fが最も重要となるのです。
では、真っすぐに、遠くに飛ばす為にはこれら5つの法則がどのようになれば良いのでしょうか?
④【ヘッドスピード】=Sが豊かで、⑤【打点正確さ】=C、スウィートスポットでヒットし、なおかつ①【クラブヘッド軌道】=Pに対して②【フェースの向き】=Fが直角(スクウェア)でなければなりません。そして、クラブがボールに直接接触すること。その際の③【打撃角度】=Aがボールの飛ぶ高さを決定する事に成ります。
各ショット(パットも)でこの5つの法則をどのように組み合わせるか?で、自分の打ちたいボールが打てるようになるのです。
スコアを決定する要素は・・・・
これらをいかに利用して「コースマネジメント=攻略法」をするか?
「自分を如何にコントロールするのか?=メンタル=自信と不安」です。
最後に・・・パットがスコアを決定する最大の要因だと言う事を忘れないで下さい。

怖い!・・・だけど、良く分った。

昨日の横浜(ホームプログラム)のテーマは「飛球法則」・・・ボールの飛びを決定するのは5つの物理的な法則である事を理解。そして「自分でエラー矯正が出来るようになりましょう!」
そこで自分のスイングの法則を9番アイアンで一つずつ検証するドリルを行いました。
①【クラブヘッド軌道】が正しいか?・・・サイコロの「5」の目の様にボールを5個ならべて中央のボールをヒットする練習。
②【フェースの向き】は正しいか?・・・打たれたボールの飛び出し方向でフェースが「左向き」か「右向きか」を判断して修正し。「まっすぐ」を常に意識してヒットする習慣を。
③【打撃角度】は、ダウンブローに成っているか?・・・・中央のボールからターゲットライン後方30センチに2つのボールを置いて(合計7個のボール)・・・そのボールを打たない様にダウンブロー(ディセンディング=下降する)にボールをヒットする練習。

皆さんは「怖いよ~」と言いながら取り組んでくれましたが「ウヒョ~、こんなに飛ぶの~」・・・「下に打っているのにボールが上がって行く!」・・・「スピンも利いていて気持ちいい!」と一様にビックリ顔でした。

④【ヘッドスピード】は後ろのボールを打たない様にする為に手首の角度もキープされててこの原理が上手く働き、スピードも上がり飛距離も出ていました。
⑤【打点正確さ】は「怖さから」か、丁寧にヒットするのでこれも向上して真っすぐに、遠くに、飛んだようですよ。

思い切ってこのドリルを使用して良かった!私達やプロも良く行うドリルでした!