オープンフェース」タグアーカイブ

いよいよ2016年のスタート(ロブとバンカー)

ロブショット・・・高くフワッと打ち上げて、ほとんどランがなく止まるボール。(バンカーショットでも同じです)・・・一見難しく感じますが打ち方は意外にシンプルなんです。
使用するクラブはSW(サンドウェッヂ)やLW(ロブウェッヂ)・・・それらのクラブを「オープンフェース」に構えること。これが出来ればあとは簡単です。
オープンフェースとは普通のロフトよりもロフトを大きくすることですね。
時計の文字盤の中央にボールがあると想像して下さい。そこにSWをロフト通りに置き、9時方向にフェースを向けます。あなたは6時の位置にいます。次に、クラブのグリップを右手で持ったまま、シャフトが6時を指す位置から右方向(5時方向)に2~3分程度(10度~15度)傾けます。シャフトは「5時48分から47分」を指して、フェースの方向は9時のまま「上向き」になりますね。そこで、次はあなたの位置を時計と逆周りに移動して「5時57~8分」位置に移り、文字盤の中心に正対します。そこで、フェースの向きを変えないようにグリップする。ホントは「図」を示せばよいのですが、クラブで先生と行って見て下さい。
あなたの体(肩の向き)は、2時47~8分と8時47~8分を結んだ「仮のターゲットライン」に平行に構えたことに成りますね。フェースはあくまで9時方向のままです。これが「オープンフェース」に構えたことに成るのです。
ボールはあなたのほぼセンターにあります。
スイングは「仮のターゲットラインに対してインサイドイン」にすれば良いのです。
しかし、ここで【打撃角度】が重要になります。打撃角度(ちょっと急角度)がボールを上げてくれますからね。
バックスイングで「早めにコックをします」・・・ダウンスイングでは「そのコックを解かないように注意して」・・・ボールをヒットして行きます。(※上体や腕からではなく、普通のスイングのように下半身から自然にスイング)・・・・・この様にすれば「SWなどのバンスが地面に当たってくれるので、多少ダフッてもクラブがボールの下を滑ってくれるので安心です。
打てるようになったら、次は方向と距離感を養う練習ですね。正確度を増すにはかなりの練習が必要ですが、【アッ、こうすれば高く打てるんだ!】と早く気づくことが大事です。アゴの高いバンカーも怖くなくなるはずですよ。そして、きっとあなたのゴルフの幅が広がるきっかけになる事でしょう。

そろそろ応用編に移れるかな?

以前、バンカーショットの練習方法の投稿の際、以下のように「3種類其々の組み合わせ」だと書きました。
・クラブフェースの状態は「スクウェア」「ややオープン」「出来るだけオープン」の3種類。
・打撃角度も、「浅く」「やや急角度に」「かなり急角度」の3種類。
・スタンスも「スクウェア」「ややオープン」「かなりオープン」の3種類。

【アプローチの際の組合せ】も同じなのですが、「出来るだけオープン」は難易度が高過ぎるので割愛して、その代わり「ややシャットフェース」を入れれば様々なライからの基本が整理されると思います。
打撃角度は、今回は全て軽いダウンブロー(ヘッド軌道の最下点が、ボールよりも前方になること)にすることにしましょう。(※アップブローは特殊な場合のみ使用)
今回のライはグリーンエッヂから5yds、ピンはエッヂから10yds・・・合計15ydsで左足上がりの状態。
「斜面なりに構えれば良いのですよね?」と答える方も多いと思いますがNO!
正解は「斜面に逆らって立つ!」です。つまり、「ややシャットフェース」でボールを低く打ち出し、ランを利用することで距離感も合って来るでしょう。
また、ライがやや深いラフの場合は「やや斜面に逆らって」・・・「ややオープンフェース」で高めに打ち出すと効果的ですよ。
※ここで、必要になるのは「そのライ」の状態での「素振り!」を必ずすること!
※クラブがどの程度の抵抗を受けるか?を、テストしておくこと!
※その上で、スイング(ヘッド)スピードをどの程度アップさせるか否かを決めること!
皆さんは中々、芝の上で練習する機会がないでしょう?コースのアプローチ練習場でも、芝の状態は同じように刈ってあるので練習するチャンスは少ないのです。
キャンプ地に選ぶコースでは、「様々な状態で練習できるように」コース側の了承を取ってありますので、スコアメイクを目的にしている方々は「そろそろ応用編に移らなければ成りませんね!」
森永高滝CC(エキストラ)なども、このような練習には最適ですね。
もっと、気軽に体験できるのは「雑草の生えている場所」・・・近くにありませんか?
(※余談ですが、由紀枝ちゃんは片貝ガーデンの雑草でバンカーとアプローチが上手に成りました・・・まだまだ、ですがね!)
但し、【決してボールを打ってはいけませんよ!!】・・・人に怪我をさせては大変ですからね。
イメージだけでも体験出来れば、必ずコースで応用が出来るようになるでしょう。
一番確かなのは担当の先生と実習会や練習会、キャンプに行くことかな?(宣伝じゃありませんよ!)
ゴルフは様々な自然とゲームをするもの、同じ状況は一生に二度は訪れませんからね。すべてのショットが「初体験」なので、応用が出来るように整理して置きましょう。