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記憶に、ございません!

ナイスショットを打った時は・・・「弾道」「軌跡」「落下点」「ラン」「ボールが止まった位置」の記憶は残るのですが【どうやってスイングしたか?】は・・・【覚えていない!】
こんな経験はありませんか?
プリショット・ルーチンでは、鮮明に方向、弾道などをイメージしてGASPMそして、軽く素振りをするのですが、打った後はスイングの記憶がない。もし、覚えていれば同じことをすれば良いのですが覚えていないのです。
昔、渡米してインストラクションセミナーに参加した時、講師(PGAプロ)に【一言でスイング】を表現するとどうなりますか?と質問したことがあります。その時の答えは【何もしないこと!】と言われ困惑したり、その言葉の意味がすぐには理解できなかったことを思い出します。
要は、ナイスショットの時は、スイング中の身体はバランス良く各部が連動して自然に動いていたのですね。だからミスショットをした時のように「力んだ!」とか「伸びあがった!」・・・「早く、手を使ってしまった」など【何かをした記憶が無いのでしょうね!】
ゴルフのレジェンド達の言葉にナイスショットを打つ為には「セットアップまでが80%」や「グリップがすべて!」「メンタル!」など、スイングのことを言っている人はいないのです!
「スイング前」のルーチン(GASPM)を1球ごとに丁寧に行うことが重要なのですね。そうすれば自然に腕や脚・・・が連動してリズミカルに動いてくれるのです。
だからスイングのことは【記憶に、ございません!】となる訳です。
でも、繰り返し練習しなくては身に付かないことは覚えて置きましょうね。

基本が大事です

昨日は横浜校のレッスン日でした。
最近、皆さんは上手になって来たのは良いのですが「プリショット・ルーチン」を疎かにする傾向が見られます。これでは「練習場の半分」くらいしかコースで結果を出せません。
基本は、あまり楽しくないでしょうが【スクウェア・システム】と【セットアップの3要素】・・・つまり、
①ターゲットライン
②ボールライン
③フットラインが平行直角になる。

このイメージがハッキリ描かれていなければ、正しくセットアップすることは出来るはずがありません。
プリショット・ルーチンでは、まず・・・・
ターゲットラインをボールの前後にイメージします。
ターゲットラインから直角にボールラインをイメージして
両足でボールラインを挟んで立ちます。(またはボールラインと平行に右足を踏み込みます)
これで、肩のラインはターゲットラインと平行になります。
その後は、フットラインがターゲットラインに平行になるように気を付けて
左足、右足と広げ(使用クラブに合った)スタンスを取ります。
足の裏では「前後左右のバランス」を感じてSWINGに入ります。
聞きなれたGASPMは、これを正確に行わなければ意味がありません。
※勿論、アプローチではフットラインをオープンにすることもありますよ。

普段の打球練習の時から習慣化して置けば、コースに行っても正確に構える事が出来ます。
これをしなかった人とでは【練習したボールの数だけ差が出るのは当然】・・・・
練習を無駄にしない様に習慣化しましょうね。