堀江重幸」カテゴリーアーカイブ

生兵法は大怪我のもと

サンドウエッジのフェースを開き、オープンスタンスを取り、「ふわり」と球を上げるロブショットができると、「できたぁ!」という嬉しさと上手なプレーヤーの仲間入りができた気になったものです。
コースでアプローチをする時は、どこからでも「ふわり」とロブショット。ライ(ボールの止まっている状態)など関係なくどこからでも「ふわり」。カップまで数メートルのカラーに止まった時も「ふわり」。球は「ふわり」と上がっても、寄らず、乗らず、しまいにはザックリ(ダフリ)、コツン(トップ)のミスショットばかり…。
レッスンの時に上手くできたはずなのにコースでは上手く行かなかったと報告をいただきました。打席でディレクションを確認すると、極端なオープンスタンスになり球の位置が右に寄り過ぎていました。フェースも開き過ぎで極端なハンドファーストにもなっていました。レッスン中には、それらが上手く整う様に足元にシャフトを置いてやったことを思い出してもらいました。球は直ぐに「ふわり」と上がり始めました。冒頭は私自身の経験でした。あと、「堀江、なんでそこからパター使わないんだぁ!」とプレー中にアドバイスいただいた時に、「パターでアプローチなんて格好悪いじゃないですか。」なんて言ったことを思い出しました。その後、パターを使う様にしてみたら、スコアがたちまちよくなりました。「ヒトの言うことは聞くものだ。」と反省したことも、アドバイスに加えておきました。

雨でも

「雨でしたが、ゴルフへ行ってきましたよ。プレーはしなかったんですけどね。」ゴルフへ行った…正確にはゴルフ場へ行って来たご報告をいただきました。前日の予報通り、朝から雨が降っていましたが、とりあえずゴルフ場へ向かったそうです。到着するとメンバーの方が既に到着していて、挨拶をすると直ぐに、「他の皆さんからは雨だから止めたいと連絡があり、引き返したから来ないんだよ。無理して来なくてもよかったのに。」と言われたそうです。
「雨でもゴルフ場へ出向き、そこでプレーをするかどうかを判断するもので、雨だから行かないのは失礼だ、とゴルフスクールで習いましたので…。」そう伝えると、メンバーの方は「良いことを教わっているね。」と、とても喜んでくれたそうです。結局ゴルフは止めたそうですが、お茶をゆっくり飲んで、お仕事の話をされたとか。仕事抜きでのゴルフだったそうですが、行ってよかったことが沢山あったそうです。

ダブルイーグル

「先生、アルバトロスをやってしまいました。」と、ショートメールで事故が起きたかの様な報告をいただきました。私が担当しているスクール生の皆さんは、毎年誰かしらホールインワンを達成しておりますが、アルバトロスの達成は今回が初めてです。487ヤード PAR 5、ティーショットは250ヤードオーバーのナイスショット。セカンドショットをロフト角19度のハイブリッドでこれまたナイスショット。打った後、キャディさんから「あそこはダブルバンカーなんです。」と言われ、「やっぱりレイアップするべきだったかぁ。」と思いながら、なかなか見つからないボールを探していると、お仲間から「うわー!入っているぞー!!」との歓声が起こったそうです。アルバトロス保険にも加入していたそうですよ。私もアルバトロスはまだ達成したことがありません。「これからはPAR 5のセカンドショット、狙ってみようかなぁ…。それにはロフト角19度のハイブリッドを購入しないといけないかなぁ…。」なんて思ってしまいます。なお、アメリカではアルバトロスのことを表題の「ダブルイーグル」と言うことが多いです。

シュリンク包装

新しくクラブを購入するとクラブヘッドとグリップのラバーの所に、キズや汚れがつかない様にビニールがくっついています。そのビニールをシュリンクと言います。
シュリンクを剥がすことができるのは、当然購入した時にしかできません。セットで購入した時などは、数が多く面倒に思われる方もおいででしょうが、購入した時の楽しみの一つだと思ってシュリンクを剥がしてください。
先日、クラブを新調された方にそんなお話をしながら、シュリンクを剥がしてもらいました。剥がしながら、購入番手(本数)の確認やゴルフバッグの何処に収めるといいかをお伝えしました。あわせてお手入れの仕方も。番手ごとに綺麗にゴルフバッグに収まると見栄えもよくなり、購入した嬉しさも一入(ひとしお)の様でした。
私も久しくシュリンクを剥がしていないので新しいクラブが欲しくなりました。そうそう、シュリンクは手で簡単に剥がせます。間違ってもカッターなどで剥がさないでください。

夏の成果


サマーキャンプにご参加の方々から、キャンプ後に行ったラウンド報告をいただいております。
不安とドキドキで初めて参加された方からは、「課題のティーショットが上手くでき、コンペを楽しむことができました。」とのこと。次はグリーン周りが課題とか。
毎回のゴルフキャンプにご参加されている方からは、「ドライバーの飛距離アップと各ショットが安定し、今までとは違う感覚でラウンドができた。」とのこと。上手な方達からもお誘いをいただけるようになったそうです。その他には、最終日のスクランブルトーナメントで、「あそこで狙わないで、レイアップしていればよかった…。」との反省から、自分の技量(HDCP)に応じたゲームの組み立てを考えて、プレーすることに意識が持てるようになった方も。
キャンプに参加されなかった方もこの夏、レッスン、練習を頑張ってきましたので、これからの秋のトップシーズンを楽しんでください。ボケっとしていると、あっという間にお正月になってしまいますよ。

高視聴率

東京2020オリンピック競技大会が閉幕しました。開催の賛否はありましたが、無事に終了してよかったです。
各クラスでゴルフの中継をご覧になったかを伺いました。男子に比べ女子の中継をご覧になっていた方が多く、各クラス8割の方がテレビ観戦を楽しまれていました。
「初めてゴルフ中継を観ました。」「ネットでライブ配信を最初から最後まで観ました。」「日本にあんなに素晴らしい綺麗なコースがあったんですね!」「優勝者が決まった後、男子は第三位(ブロンズメダル・プレーオフ)を、女子は第二位(シルバーメダル・プレーオフ)をかけて真剣に戦う姿は、通常のトーナメントには無い雰囲気があり、最後まで楽しめた。」「無観客でやることが無くなったのか?ボランティアスタッフが盛り上げ役の様で羨ましい…。」など、皆さんの感想を聞くことができました。
私は、霞が関カンツリー倶楽部での開催肯定派でしたので、普段アメリカPGA TOURに参戦している男子選手らがインタビューで、「このくらいの暑さなら普段からやっているから大丈夫!」と言っていたのを聞いて、言われてみればそういうものかと思いました。…「観る楽しみ」、ゴルフの新たな楽しみ方を見つけられた方が増えたようでよかったです。

バンカーが嫌い=SWも嫌い

グリーンを外した時に、「まず、パターじゃダメかな。(パター)」「パターがダメならチップじゃダメかな。(7I~9I)」「それでもダメならピッチショット!(SW)」アプローチにおけるショット選択、クラブ選択のお話しから、「ピッチショットをする場合、SWではなくAWではだめですか?」とのご質問をいただきました。
大きく、高く飛ばして、落ちてから転がりの少ないショットにしたいので、できるだけSWの使用をお奨めしています。私は距離を合わせるならばSWよりAWの方が得意です。その昔、AWでたくさん練習をしたからです。ただ、グリーンに止めやすいのは、やはりSWです。
そんな話の後に私から、「どうしてSWよりAW?」と質問をしました。バンカーが苦手なので、SWに苦手意識があるとのことでした。打席でSWを使ってみるとそんなに悪い結果は無く、むしろいつもより弾道は高く、落下してからの転がりが少ないショットができていました。ちょっと使ってみる気になられたようです。「SWが使えるようになった=バンカーも大丈夫!」に繋げられるようにしていきたいと思っています。

調子を窺う

梅雨も明け、いよいよ夏本番です。
近年、水分補給に加え、適度に塩分補給もすることが大切だということが言われるようになりました。同時に汗のかける身体にしておくことも大切だということを先週教室でお話ししました。不要不急の外出は避けたいですし、この暑さですから、無理な外出も避けたいところです。そうしていると、汗のかけない身体になってしまうので、毎週のレッスンで汗のかける身体づくりをしておきたいところです。
汗のかけない身体で急にゴルフに行くと(ゴルフに限らず)、汗がかけないので熱中症になってしまいます。話しの最後に、「一打打つごとに一口水分を摂りましょう!そうしたら何口飲めますか?」と質問をしました。そうすると最近の調子が窺えたりもします。「私は70口くらいですけどね。」…なんてね。

雑談

 まだまだ日々リモートワークで過ごされている方も多いことと思います。
うちに居る(籠る)と直接ヒトに会って対面で話すことが無くなります。とは言え、リモートで会議をしているので、全く話しをしないことも無いようです。この頃レッスン開始時間より早い時間にお見えになる方が数名いらっしゃいます。こちらから話しかけるまでもなく、一気に話し出されます。「他愛もない話題ばかりで、すみません!」と言われますが、聞いていると楽しい話題ばかりです。ひと通り話しをされるとひと段落。
リモートでは用件だけ話しをして、ヒトと無駄話をすることが減ったので、ついつい話し(喋り)過ぎてしまうのだそうです。また、お勤め帰りの一杯も無くなり、ゴルフ談義も全く無くなってしまったとか。スクールの時間が近づくと続々と皆さんが集まり、新たな会話で盛り上がります。そうそう、レッスンの後にネイティブスピーカーの方から語学を学んでいる方もいらっしゃいます。レッスンの前後も、スクールに来る楽しみになってくれると嬉しいものです。

よそよそしいのは初めだけ

学生時代の友人と初めてゴルフへ行くことになったと、お話しがありました。卒業してからたまに会ってはいたものの、スクールでゴルフを習う前の友人とプレーをするのは初めてとのこと。ここまでお話を聞いただけで、とても楽しみにされていることが分かりました。ここからは私の想像ですが、気心知れた旧友とは言え、スタートホールでは、お互いにどんなゴルフをするのか?上手では無いと言いつつ、本当は上手だったりするのでは?と、お互いの様子を探りながら変な緊張感の中、朝いちのティーショットを打つのではないかと思います。そして、2、3ホールもプレーをすれば笑い声の絶えないゴルフになっていると思います。報告を聞くのが楽しみです。旧友とのゴルフ、羨ましいですね!