堀江重幸」カテゴリーアーカイブ

ネバダ州メスキートレポート

ラスベガスから東に車で1時間ほどの所に位置する町、メスキート。
そこからさらに車で1時間ほど走るとお隣のユタ州に入ることができます。モルモン教徒が州の多数を占めるユタ州から、その戒律の厳しさから息抜きのできる町として、遊びに(お酒やコーヒーなどの嗜好品やカジノなど)やって来る。そんな町メスキートが今回のトラベルの拠点です。
初日はラスベガスの空港(マッカラン国際空港)から昼のラスベガス市内を抜け、一路ホテルへ。ホテルの玄関を入るとカジノが直ぐに目に飛び込んできます。チェックイン後、夕食と期間中の飲み物、スナック類をスーパーマーケットへ買い出しに行きました。商品の大きさとその安さについつい余計な買い物をしてしまいそうになりました。旅の疲れもあるのでカジノは明日以降のお楽しみに。
2日目、午前中は、コネストガGCへ行き砂漠の中のゴルフ場でプレーを楽しみました。午後は、ラスベガス市内に繰り出し、シルクドソレイユのショー「O(オー)」を鑑賞。演出はもちろん、パフォーマーの身体能力の高さに驚きと感激でした。ショーの後は噴水ショーが一望できるレストランで夕食。この日も戻りが遅かったのでカジノはおあずけ。
3日目、お隣ユタ州のゴルフ場、ザ・レッジスGCへ。ホテル8時出発、1時間走って、10時到着???ネバダ州とユタ州で1時間の時差があります。鉄分を多く含む土壌が酸化して錆で赤くなった大きな山?が象徴的なコース。コースは広々としているものの、易しくはありませんでした。それでも女性陣のプレーぶりはお見事でした(Good Play)。プレー後は、ザイオン国立公園へ。グランドキャニオンは上からその景観を一望しますが、ザイオンは切り立った岩壁や山々を下から望みます。自然の迫力に圧倒されました。18時ザイオン出発、18時メスキート到着(1時間取り返しました)。この日やっと皆でカジノへ繰り出しました。添乗いただいた平野井さんから、カジノチップの両替方法や遊び方(ブラックジャック)のレクチャーを受け、いざ勝負…小一時間で$100はあっという間にディーラーの元へ。
4日目、全米ゴルフ場100選の48位にランクインしたことのあるウルフ・クリークGCへ。圧巻としか言いようのない景観を楽しみながらのプレーは最高でした。昼食後、皆さんがホテルのスパ、エステ、マッサージを楽しまれる中、日没終了を了承のうえで、もう1ラウンド坂本先生と二人っきりでバレンタインデーのラウンドを楽しみました。サクッと3時間で18ホール終了。夕食はそのままウルフ・クリークGCでリフレッシュされた皆さんと合流してバレンタインデーディナーを楽しみました。ゴルフ場での夕食は非常に好評で、とても美味しかったです!食後、女性にはバラの花のプレゼント、男性には請求伝票がそっと置かれました。この日は、日の出と共に日没後もゴルフ場で過ごしました(やっぱり、こうでなくちゃ。アメリカのゴルフ場のいいところです。)。夜は懲りずにカジノへ…ちょっと楽しめたかな。5日目、午前中は、ファルコンリッジGCへ。午後からは、皆でオアシスGCキャニオンコース(オプションラウンド)へ行きました。サンセットと共に17番ホールで終了となりましたが、最後までたっぷりとゴルフを楽しみました。夕食はホテルレストランで450gのステーキをたいらげ、帰国準備に取り掛かりました。バックパックを早々に済ませ最後のカジノへ…とっても楽しかったです。これまでに訪れたことのあるパームスプリングス(カリフォルニア州)やアリゾナの砂漠(砂漠と言うより土漠)のゴルフ場とはまた一味違った砂漠のゴルフコースは、何度も訪れたくなる魅力があり、またお薦めの地が増えました。またの機会の際には是非ご一緒してください。

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my club

購入したクラブが誰かとお揃いになってしまうことはよくあることです。
以前、私もお揃いのアイアンセット4人でラウンドに行って、キャディさんを困らせたことがありました(シリアルナンバーで見分けられるようになってはいましたが)。レッスン中、二人組(バディ)になったパートナーとお揃いになってしまうこともしばしば見うけられます。少し使ったものであれば、ヘッドについた小さなキズやグリップの汚れで気が付けるものですが、新品ともなれば、なかなか見分けるのは大変です。そこで、アイアンであればソールに書かれた数字の部分を好きな色に塗りかえると、見分けやすいことをお伝えしました。塗料は、ゴルフショップで塗装用に販売されている物もありますが、マニキュアや車のボディーペイントの方が、カラーバリエーションも豊富ですし、色も落ちにくくていいです。翌週、クラブはきれいにペインティングされてきました。塗り方、はみ出した部分の拭き取り方は、教えた通りばっちりでした。休憩中、女性陣はにぎわいを見せていました。自分のクラブに愛着を持って、ゴルフの上達に励みを持っていただけたようです。…そう言えば、25年前(私も20代前半)、金色のマニキュアを手に入れるのに一苦労したことを思い出しました。

コース内でレベルアップ

昨秋のまとめとなる1月のイベント週間が終わりました。
今回はレベルの異なる3つのコースレッスンへ行ってきました。
ゴルフコース初めての方を対象とした【初めてショートコース実習会】。
本コースデビューの方を対象とした【初めて本コース実習会】。
そして、【本コース独り立ちコース実習会】です。【初めてショートコース実習会】は、コースを貸し切り利用できる森永高滝CCエキストラホールで開催しました。一般のプレーヤーに追われることなくゆとりを持って、エチケット、ゲームの進め方を覚えていただきました。【初めて本コース実習会】を開催した市原ゴルフクラブ市原コースでは、午前中は、練習場の芝の上からショット練習、午後からはハーフラウンドのプレーを行いました。こちらは最終組スタートなので、後続の組を気にすることなくプレーに臨めます。最終組だからと言ってもプレーの進行は、前の組との歩調はしっかり保って行います。
【本コース独り立ちコース実習会】は、スムーズなプレーの中で、スコアをまとめる考え方も覚えていただきました。コース内でもプレーヤーのレベルに応じ、段階を追って上達していただけるようにコースレッスンは開催しています。もちろん、エチケットも。【本コース独り立ちコース実習会】にご参加の皆さんのエチケット(協力しての進行ぶり)は、お見事でした。

二人の先生

暮れからお正月にかけて、お世話になった二人の先生からシーズン・グリーティング・メール(クリスマスと新年の挨拶)をただきました。
おひとりは、馬込校で使用しているスクール教材(映像、テキスト)の監修をされたエド・コットレル先生(Edo-sanと呼ばれています)です。エド先生には2013年に、全米オープン開催が翌年に控えたパインハーストC.C. No. 2コースでのプレー機会をいただきました。先生は今月94歳を迎えることになり、長年住み慣れたパインハースト(ノースカロライナ)を離れ、同じ州内に住むお嬢さんの近くに引っ越されたと近況報告をいただきました。新天地にも慣れ、暖かくなるまで、しばらくゴルフはやらないとか…。
もう一人の先生は、NGFゴルフインストラクター養成講座において山室先生の前に主任講師を務めていただいた小林先生です。昨年、誕生日に7回目のホールインワン達成と、79歳で79回目のエージシュートを達成されたとのこと。エド先生とアメリカセミナーで初めてお会いしたのも、小林先生と二人でオーストラリア出張(珍道中)に行き還暦の赤いゴルフウエアを探してからもう20年経ちました。両先生と22clubで培ったことをフルに生かして、今年も皆さんの楽しみのお手伝いを頑張ります。今年も宜しくお願いします。

親子でパター

「パッティングの精度を上げるにはどうしたらいいですか?」とのご質問がありました。
聞けばご自宅でパッティング練習はされていないとか…。日頃は仕事が忙しく、お子さんと過ごす時間が少なく「せめて週末くらいは子供たちと一緒にいて欲しい。」と奥さまに言われるそんな中、スクールに通ってくださっていることは以前からお聞きしていました。
家の中でゴルフの練習(パッティング)は、とてもできそうな雰囲気ではないようでしたが、パターマットとジュニア用パター(そんなに高くない)の購入をご提案しました。併せてお子さんの使うボール(カラフルな物やキャラクターの描かれた)は、お子さん自身に選ばせると興味を持ってもらえることと、「子供の方が直ぐに上手になりますよ!」とも付け加えてお伝えしました。お子さんと一緒に楽しみながら、パッティングの精度を上げていただけたら嬉しいです。そういえば、アメリカセミナーへ行った時に購入した我が家のジュニア用パター(色々思い出のある懐かしパターです)は、先日の葉山小学校でのイベントの際に、久しぶりに登場しました。

ジャンケンで!

「集合!・・・では、ジャンケンしてください!!」バンカーショット練習や斜面のショット練習をする時など、順番を決める時はいつもジャンケンをします。朝一番にオナーを決める時にジャンケンをすることもありますが、それと一緒で、常に勝った順で各練習に取り組んでいただきます。
大磯ゴルフコース貸し切りイベント【ひよことチャップマンの特別賞(ホールインワン賞、ラッキーバンカー賞)】に該当者が居なかったので、参加者全員でジャンケンをすることになりました。賞品は2点、【沖縄あぐ~豚しゃぶしゃぶ用なんと・・1kg】と【柿安 松阪牛 すきやき肉600g】です。結果は私のクラスのお二人がそれぞれの賞品を受け取ることになりました。
思わぬところで日頃の成果!?が出て、ジャンケンに勝ったお二人はもちろん、私もビックリでした(「でかした!」)。お二人からは、「次回はゴルフの実力で賞品が取れるようになりたい!」「益々ゴルフに一生懸命取り組みたい!」とモチベーションアップのコメントをいただきました。お友達との忘年会、ご家族とのクリスマスに華を添えられてよかったです。※山室先生、お肉をありがとうございました。
■■ひよこの写真(たくさん) しゃぶしゃぶ_豚 msu100t004edited-1

まぁやってみましょう

「平らなところに入射角45度でボールが弾んだら、反射角は何度ですか?」
通常のグランドコンディションであれば反射角も45度…。当たり前の質問にここまでは全員OK。
「では受けた22度の斜面に入射角45度(平らから見て)でボールが弾んだ場合、反射角は?」の質問に皆さんからは「???何度か分からないけど高く上がる…よね?」
正解は45+(22×2)=89となり、ボールは真上に上がり戻ってきてしまいます。
コースでアプローチがショートして、よく見かけるシーンが思い浮かんだ方、ピンと来ない方と、それぞれでしたが、実際に打席に出て、斜面台(8度)にワンクッションさせてみると、わずか8度の斜面でもボールの弾み方の変化が確認でき、皆さん納得されていました。ついでに斜面台3台(24度)にSWでキャリーさせてみました。ボールはほぼ真上に跳ねあがり、戻ってきてしまいました。教室内でピンと来なかった方も「あぁ~よくある!ある!!」と納得。「そうすると、クラブの選択はどうすればいいか?」「ワンクッションさせた場合は?」など、沢山の質問も出て、皆さんと、侃侃諤諤(かんかんがくがく)するのはとても楽しいものでした。教室の私の説明より、自分でやってみて、結果がはっきり分かると、その理解度を深められたようです。同時に、斜面台にボールをキャリーさせる膝>膝のスイングが上手くなったことも何よりの成果でした。

川奈ホテルゴルフコース

「なぜ川奈の評価が高いのか?」…ゴルフトラベルにご参加いただいた皆さんに、少しでも多くの魅力をお伝えしたく、スタート前はもちろんプレー中や、夕食の時、バーラウンジで一杯やりながら、ことある場面で皆さんに色々なお話をさせていただきました。川奈がモデルとしたリゾートが全英オープン開催のターンベリー(スコットランド)リゾートであること、C.H.アリソンが設計した富士コースが世界のゴルフ場100選に日本のゴルフコースとしては必ずランクインする(今年も67位で選出)こと、セントアンドリュース、メリオンに続いて第3回の世界アマチュア選手権を開催されたこと、ニューヨークヤンキースの名プレーヤー、ジョー・ディマジオとマリリン・モンローが新婚旅行で川奈ホテルにお忍びで宿泊したこと、戦後、米国が占領中、16番PAR3(トーナメントの時は17番になる名物ホール)は難しすぎたことからか、グリーンの高さを約1m切り下げたこと、エキストラホール(PAR3)があること、幕末のお台場跡があること、なぜ砲台グリーンが多いのか?絶景ホール(撮影ポイント)などなど。初日の大島コース、2日目の富士コース共に様々な興味を持ってプレーを楽しんでいただきました。無風快晴、半袖で過ごせる上天気の中、川奈ホテルゴルフコースでのプレーは最高でした。…16番PAR3のティーインググランドで、今より1m高いグリーンを想像してみると、挑戦してみたい気持ちもある反面、米軍による恩恵を受けていることの方が大きいのかなと思ったりもしました。
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11名

土日のスクールは、各クラス誰かしら欠席があるもので、全員が揃うことは年に1回あるか、無いかです。
土曜日11時クラスの出席簿を見ると「欠」印がずらりと並んでいました。在籍12名のうち11名が欠席。振り替えの方が1名いらしたので、お二人となりました。いつも以上に色々お話を伺いながらレッスンに臨みました。
私もデモンストレーションで加わり3人で2打席を使い、ショット練習&映像チェックをしっかりと行いました。逆に最後の19時30分クラスは在籍11名全員出席でした。前週のコースレッスンの話題で、時間前からにぎやかでした。両クラスともたまたまのことでしたが、全員揃うたまたまは嬉しいものです。でも、本当は、人数に関係無くいらしていただけると嬉しいです(感謝)。

カーボンシャフト

フィニッシュを取る直前に手元が何か変な感触…クラブがグリップの所で(シャフトが)折れてしまいました。その瞬間を目の前で見ていましたが、ご本人は何が起こったのか??? そのワンスイングが悪くて折れたわけではなく、何らかの原因でグリップ(ラバー)の中のシャフトにキズが付いていたようです。踏んづけてしまったり、ぶつけたりと衝撃が加わったのだと思います。ご本人は心当たりがないとのことでしたが、プレー中にクラブを地面に置いたり、ゴルフバッグから抜き差しする際に無理に力を加えたりしていないか尋ねると、ちょっと思い当たる節があったようです。
DSC_1348カーボンシャフトは小さなキズで簡単に裂けて(折れて)しまいます。その昔、オーストラリアに到着して直ぐにプレーをした際、ドライバーのシャフトが竹を割るように縦に裂けてしまったことがありました。機内に預けた際、手荒にゴルフバッグが扱われてしまったのではないかと思います。耐久性に優れているカーボンシャフトですが、ちょっとしたキズが付けばそれも失われてしまいますので、大切に取り扱いましょう。ちなみに、スチールシャフトは長く使っているとシャフトがヘタり(金属疲労)、飛距離が落ちてきます…ヘタるほど打ち込んでみたいものですが。