堀江重幸」カテゴリーアーカイブ

少しだけ飛ばす

パターマットの端からサンドウエッジを使用してカップインさせる練習をしました。ヒザ~ヒザ以下の小さなスイングで行いますが普通ならパターで行う距離です。なので、最初は上手くいかない方がほとんどでした。小さなスイングなのでスイングテンポがゆっくり過ぎたり、スイングが小さいと飛ばないと思ってスイングテンポが早くなり過ぎたりしていました。また、フェースの向きが不安定だとボールの飛び出し方向が定まらないこともやりながら再確認されていました。お互いにスイングテンポやフェースの向きを確認しあいながら行っていくうちに、3個に1個はカップインできるようになりました。上手にやっている方の動きを観ることの大切さも改めて実感されていました。是非、チップイン(入れば…)の練習もしておいてください!

キャンプのまとめは…

スプリングキャンプが終了しました。大型連休前半はスパ&ゴルフリゾート久慈へ、後半は千曲高原カントリークラブへそれぞれ2泊3日で行ってきました。
都会の雑踏を離れ、ゴルフ三昧の3日間を過ごしていただきました。
パッティング、アプローチ、フルスイングのステーション練習、夕方最終組でスタートして行うコース内練習、そしてコースレッスン。じっくりと各自の課題に取り組んでいただきました。3日目午後ともなると疲れも出てきます。スイングバランスを崩してしまっては台無しなので、キャンプのまとめはスクランブルゲームでトーナメントを行いました。4人で相談しながらキャンプで身につけたこと、覚えたことを整理して、各ショットに臨んでいただきます。
順位決定は、久慈は4チームで、千曲高原は6チームで、ホールマッチを行い決定しました。成績発表ではひとホール毎にプレーを振り返り最後まで皆さんに楽しんでいただきました。

#4wと#5w

「母のおさがりです。」と#4wを持ってこられました。これまでウッドは、ドライバーと#5wの2本でした。もう少し飛距離を稼げる新兵器として#4wを手に入れてこられました。しかし、練習場でも、コースでも、これまでの#5wとたいして飛距離の差が出ないとのこと。そこで、スペックを確認してみると…お母様からもらった#4wとこれまで使っていた#5wのロフト角度が一緒でした。さらに、シャフトの長さはほとんど変わりませんでした。モデルが少し古かったこと、メーカーが違ったことなどが理由でした。改めて一緒に新兵器(#4w)を選ぶことになりました。
そして…彼女:「ということはソールには“4”とは書いてあるけれど、“5w”が二本あるってことですか?」
私:「いえいえ、“4w”が二本あるってことですよ!?」
みなさんも、新たにクラブを買い足す時なども我々にご相談ください。

貸し切りイベント

4月のイベントは森永高滝CCエキストラホール(5ホール)とアコーディアガーデン(3ホール)で開催しました。共にコースは貸し切りでした。
普段のレッスンではプレーに必要なショット練習を行っていますが、コースレッスンではゲームの仕方や進め方、プレーに必要なエチケットを学んでいただきます。貸し切りですから落ち着いて、ゆとりが持てる環境で覚えていただけます。ひとホール毎にプレーを進めながら落ち着いてショットにも臨んでいただけます。
何にも知らないでいきなりコースへ行って、後続の組に追い立てられながらプレーをしても普段のレッスンの成果は出しにくいですし、何より楽しくないですよね! 
まだ参加したことの無い方は次の貸し切りイベントをお見逃しなく!!

エチケットの確認

3月のイベントが終わりました。ショートコース実習会を含め、今月はコース経験の多い方のご参加がありました。春のゴルフシーズン到来にあわせてコース内でのショット確認をしたり、冬の間ゴルフゲームから遠ざかっていた方はゲーム感を取り戻したりするためにと、それぞれ目的を持って、プレーに練習にと取り組んでくださいました。同時に気になったのがエチケットです。コースでプレーをする時にプレーヤー全員が身につけておかなければなりません。『打つ人の前に出てしまう。目土をしない。パッティングのラインを踏んでしまう。ショットするプレーヤーの視野に入るところに立ってしまう・・・』などなど。これら全て、ついついうっかりというのは分かっていましたが、エチケットも定期的にチェックをしてもらうことが必要だと思います。気心知れた仲間とプレーをする時こそ、エチケットを“なぁなぁ”にしないようにしておけば、どなたとプレーをしてもお互いに気持ちよくプレーを楽しむことができます。
ちなみに今回ご参加の皆さん、プレーのペースはよくできていました。

アリゾナ・スコッツデール

パームスプリングスで恒例のスクランブルトーナメントを終え、ロス郊外に位置するアナハイムへ移動し、夜はパーティー&トーナメント表彰式を楽しみました。私のチームはことごとくバーディーパットが入らず苦戦を強いられましたが、スーパーショット!にトラブル回避!? にと、楽しくプレーをしました。
翌日、みなさんが高級リゾートのペリカンヒルでのゴルフプレー、ディズニーランドやユニバーサルスタジオでのオプショナルツアーを楽しまれている中、今回の最終目的地であるアリゾナ州スコッツデールへ独りで向かいました。アリゾナではNGFアメリカセミナーの通訳スタッフとしてお世話になった友人(Edo-sanはKohaiと呼んでました)のもとへ行きました。13年ぶりのアリゾナはとても新鮮に感じました。前回は真夏(日中50℃くらい)に訪れたこともあり暑いイメージがありましたが、パームスプリングス同様、朝夕(7℃)と日中(25℃)の寒暖差がありました。砂漠にあるゴルフリゾートやゴルフ用具メーカーPINGの本社があることでも有名なスコッツデールへ行き、有名コースの見学とプレーを楽しみました。
そして、偶然にも13年前セミナーの技術指導講師をしていただいたスコット・サケット先生にお会いすることができました。NHK BSでレッスン番組が10週に渡り放送されていましたのでご存知の方も多いのではないでしょうか。砂漠の中にそびえる大きなサボテンと抜けるような青空の中にあるゴルフコースは、日本では見られない景観で、ここも皆さんとご一緒したいところの一つです。野生のコヨウテにも初対面しました。 アリゾナ土産にサソリ入りのペロリンキャンディーを買ってきましたが非常に悪評でした・・・必ず食べていただけるならまだ一つ残っていますよ。

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パインハースト

パームスプリングスのトラベル4日前に米国東海岸ノースカロライナ州にあるパインハーストを訪れました。
来年2014年はパインハーストCC#2(ナンバー2)コースで2週にわたり全米オープンと全米女子オープンが開催されます。パインハーストCCは#1コースから#8コース(18ホール×8コース=144ホース)まであります。中でも#2コースは米国(世界的に)ではとても有名なドナルド・ロス設計の難易度の高いコースであることとプレー代が高額であるということでも知られています。15年ぶりのパインハーストでのプレーはとても楽しみでした。今回は#2コースと#4コースをプレーしました。一緒にプレーをしたのは、アメリカセミナーでお世話役をしてくれていたSteve-san(スティーブ・ロビンソン)です。#2コースは来年のトーナメントに向けコースが改造されており難易度がさらに高くなっていました。#4コース(全米アマチュア開催コース)もコース改造がされていました。日本ではあまりなじみがありませんがアメリカゴルフの歴史と伝統のパインハーストには皆さんとご一緒したい所のひとつです。
今回パインハーストを訪れた一番の楽しみ(目的)は、NGF(National Golf Foundation)在職中担当をしていたアメリカセミナーでお世話になったエド・コットレル先生(Edo-sanと呼ばれています)と奥様のMillie-san(ミリーさん)に会いに行くことでした。エド先生は今年の1月に91歳、奥様も卆寿でしたが、お二人とも自分で車を運転して何処へでもいけるくらいとても元気でした。寒いシーズンはゴルフをしないということでしたが、暖かいシーズンになれば今もプレーを楽しまれているようです。とにかく元気なエド先生にお会いできてとても感激でした。ただ、運転は安全運転でしたがちょっとスリリングに感じたのは気のせいでしょうか・・・。

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ミッションヒルズ

パームスプリングスは、草木も生えないような荒野(砂漠・土漠)に、万年雪が残る海抜の高い山の雪解け水が膨大な地下水になっていることが分かり、ゴルファー憧れのゴルフリゾートになりました。18年前はじめて訪れた時にはアメリカゴルフの開拓者精神に驚かされたのを覚えています。ゴルフ場だけでも250以上のクラブがあります。今回は「THE WESTIN MISSION HILLS RESORT」(以下、ミッションヒルズ)に滞在して、ピートダイコース、ゲーリープレーヤーコースの2つのコースを楽しみました。他にダイナショアコースがあります。前日降った雪でパームスプリングスではなかなか見ることのできない雪景色と広々したコースは開放感たっぷりでした。同時に別荘(住宅)が隣接(ネットや柵などの仕切りがまったく無い)しているちょっとしたプレッシャーのかかる「ハウジングホール」もありました。ハウジングのプールに池ポチャされた方もいらっしゃいました。ミッションヒルズは毎年春に女子のメジャートーナメントとしても有名ですが、トーナメントはダイナショアコースで開催されます。優勝者が池に飛び込みことが恒例になっていることでも有名です。ダイナショアコースはプライベートコース(メンバーシップ)なので、ゲストのプレーはできません。ただ、パームスプリングスの雰囲気は味わっていただけると思いますので、トーナメント中継が楽しみです。ちなみにダイナショアさんってご存知ですか?

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珍道中・・・アメリカ独り旅

「ワシントンDC to LAX 08:40 ON TIME」 東海岸北部を襲う前日からのスノーストームが心配でしたが、ノースカロライナからの乗り継ぎも順調で、後はロサンゼルスの国際ターミナルで日本からの皆さんと合流すればいいだけとなり一安心していました。
機内に乗り込み出発を待っている間、読書に夢中になり気がつくと45分経っているのにいまだに登場ゲートに居るまま。しばらくすると「機材トラブルで出発が遅れ、出発の目処はまだつきません・・・」と機内アナウンスがあり全員機内から出され、再出発を待つことになりました。
日本からの添乗員・KTBの林さんと山室先生(日本は深夜でしたが)にメールで現状を報告。結局3時間遅れで出発となりました。西海岸との時差、入国審査時間を計算しましたがどんなに上手く行っても自分の方が1時間は遅れてしまうのは確定・・・。
ロサンゼルスに到着し添乗員の林さんと連絡をとりタクシーでサンタモニカへ向かいやっと皆さんと合流できました。大きなスーツケースとゴルフバッグ、ショルダーバックをぶら下げフラフラで横断歩道を渡っていると、ご参加の皆さん達が自分の姿を複数のカメラで写真に収めてくださいました。撮影しているカメラの多さに周囲の観光者からは、「こいつ何者?」という感じで見られてしまいましたが、そんなことより遅れた自分に暖かい声をかけ迎えてくださった皆さんのお気持ちはとても嬉しかったです。

アメリカ西海岸トラベル

今年のアメリカ男子ツアーは今月から開幕をしています。先週は来月訪れるカリフォルニア州にあるパームスプリングス(巨大な一大ゴルフリゾート地)を舞台に熱戦が繰り広げられました。私が18年前NGF(National Golf Foundation)スタッフとして、アメリカセミナーで初めて訪れた場所でもあります。開放感あふれるアメリカンゴルフと、気さくにプレーヤーをもてなしてくれるゴルフコーススタッフ(ゴルフプロフェッショナル達)のおもてなしにとても感激しました。そんな感激を今回ご参加される方々にも味わっていただけたらなぁと思っています。また、その時に初めてエド・コットレル先生(スクールテキストSTEP1に紹介されています)と出会いました。その後、毎年のようにアメリカセミナーの現地コーディネートをしていただいたり、日本国内をセミナー講師として一緒に全国行脚(山室先生も一緒に)をしていただいたりしました。今回、皆さんより一足先にアメリカ・ノースカロライナ州パインハースト(来年全米オープン開催)へ渡り、エド先生と会ってきます。
帰国しましたらパームスプリングスとあわせてパインハーストのご報告もしますので、楽しみにしていてください。