本来の姿に

緊急事態宣言が延長されました。
ゴルフ場も期間未定でクローズしているところと、運営方法を変更して営業を行っているところとあるようです。営業しているゴルフ場では…1ラウンドセルフプレー(キャディさん無し)。クラブハウス内のロッカー、お風呂、レストラン、売店等の利用は不可。ゴルフバッグのカートへの積み下ろしは各自で。旗竿には触れない(抜き差しは控える)。バンカーレーキは置かれておらず、クラブまたは足で均す。自分の道具の持ち運びは自分で行う(一緒にプレーをしていても他の人の道具には触れない)。プレー後のクラブ掃除は無し…などなど。
緊急事態宣言が解除されてもしばらくの間は、このままの運営が継続されるのではないかと思います。となると、各ゴルフ場のHPをご覧になり、様子を探っておくといいかと思います。でも、先に列記した一部の項目をよく見ると、ゴルフは本来こうあるべき、こうあったはず、という項目があることに気が付きます。プレーのできる服装でゴルフ場へ行き、駐車場でシューズを履き替え、プレー代を支払い、カートのカギをもらったら積み込みをして、時間になったらスタート!
煌びやかなクラブハウスや豪華な昼食は、プレーを楽しむことを考えたら必要ないことの方が多いのではないでしょうか。そんな内容のセミナーを20年前にトム・アディスⅢ世氏(元PGA of America会長/全米プロゴルフ協会)を招致して、開催したことを思い出しました。あれから20年、大きな変革は感じていません。職種や状況によりますが、テレワークやリモート会議をすることで、効率的に無駄を省いて仕事ができる良さに気が付かれている方が多くいらっしゃるように、日本のゴルフ場も本来あるべきシンプルな姿に変わる機会が訪れたと思います。…でも、大浴場(できれば温泉)だけは残して欲しいです。

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