「ぬき」の記録

私もやっていましたが、陸上競技の走高跳は地面から高く跳んだかを競う競技です。男子の世界記録は2m45cm、日本記録は2m35cmと想像の域を越えた高さです。走高跳にはもう一つ、「ぬきの記録」というものがあります。これは、『跳んだ高さ-跳躍者の身長=ぬきの記録』となります。簡単に言うと頭上何cmを跳んだかということです。一般的ではありませんし、「ぬきの記録」の世界記録なるものはありません。ただ、その昔、日本女性が「ぬきの記録」の世界記録を出して、ギネスに登録されたことはあります。
教室で、先週のレッスンで川奈ゴルフトラベルの報告を行いました。川奈の富士コースと言えば、チャールズ・H・アリソンが設計したコースとして有名です。そして、深いバンカーの代名詞にもなっている「アリソンバンカー」の話になりました。練習場の天井を見上げながら「あのくらいの高さ(深さ)はありますよ。」とお話しすると、「へぇ~こんなに高いんだぁ。」とか、「入ったら後ろ向きで出すだけだけど、1回は挑戦したいなぁ。」とか、入ってもいないバンカーの話で盛り上がりました(間隔を取って、大声にならない様に)。
その中で小柄な女性が「この中では私が一番高い(深い)バンカーから脱出することになるのよ。」とも。誰が打ってもバンカー内に止まっているボールから脱出する土手の高さは一緒です。しかし、身長差によっては同じ高さのバンカーも、そうは見えないという気持ちもよく分かります。「脱出する高さを競うゲームではありませんが、バンカーにも「ぬきの記録」が欲しいところですね。」とお話ししました。併せて、今回、アリソンバンカーを避けてプレーされた方は、スコアがよかったことも報告しました。バンカーは入れてもペナルティーは付きませんが、やはり入れない方がスコアは崩れません。とは言え、入った時には、難なく脱出できる準備(練習)をしておきたいものです。ちなみに『私のぬきの記録』jは31cmです。どうでもいいですが…。
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