スクール入会から間もなく1年経つ方がいらっしゃいます。
入会時に、時間の取れる時に少しでもいいので毎週練習することをアドバイスします。「1回あたりの打球数は少なくても、1年間コツコツと続けていると、何もしなかった1年より間違いなく上達していますよ。」という言葉を覚えていてくれ、毎週レッスンの前に練習をされていました。
その間、定期的にコースレッスンにもご参加いただき、今では、ご主人とエチケットを守ってラウンドを楽しめるようになりました。初めは空振り、上手く当たらない、飛ばないからでしたが、毎週頑張ってきた成果だと思います。ご本人曰く、頑張ってはいないんだそうです。「毎週の生活習慣の一部になっただけ。」と、お話ししてくれました。そう言えばその方、ラウンド中、一喜一憂せずに、自分のペースを崩すことなく坦々とプレーをされます。見習うべき点だと思っています。来年はラウンド回数を増やすのが目標だそうです。堀江も「ゴルフの新しい楽しみの発見」のお手伝いを来年も頑張りたいと思います。
「堀江重幸」カテゴリーアーカイブ
私ごとですが
先月中旬に足の検査手術を行いました。既に抜糸も終わり、通常の生活ができるようになりました。
検査結果は、痛み(炎症)の原因が分かりませんでしたが、悪いものも見つかりませんでした。学生時代から社会人2年目まで懲りずに続けてきた陸上競技で、飛んだり跳ねたりしてきた分の蓄積だと思います。もう暫く痛みとはお付き合いが必要ですが、怪我やあっちこっちの痛みには慣れているので大丈夫です。2週間ほど、デモンストレーションはできませんでしたが、こちらも八割程度!?の力ならば、もう大丈夫です。この間、お手本代わりのデモンストレーションのお手伝いをしてくれた先輩方、斜面台やボールの入ったカゴを運んでくださった皆さんにも感謝です。
とにかく、各クラスでの皆さんの優しさがとても嬉しかったです。「もう大丈夫!」とお話ししましたが、「それでもまだ無理をしない方が・・・。」と言って、いまだに色々サポートしてくださる皆さん、本当に大丈夫ですからね。これ以上は、甘え過ぎになってしまうのと、そろそろ味を占めて来てますからね。
温泉、紅葉、美味い物、そしてゴルフ
今年の秋のゴルフトラベルは、13名で草津カントリークラブへ行ってきました。
出発前には、「標高1,000mに位置するので、冬のゴルフの準備をして来てください」と、最終案内でお知らせしましたが、ロッカールームでお掃除のおばさんに「お客さん、いい時に来たねぇ。この時期、こんなに暖かい日はめったにないよ!」と言われました。
2日間、暖かで、穏やかな中、紅葉ゴルフを楽しむことができました。初日には、軽井沢で活動をしている我々のスタッフでもある、高橋あずささんも駆けつけてくれました。女性陣には(男性陣には特に!?)参考になるプレーぶりだったようです。プレー後は、湯畑へ行き、温泉、夕食を楽しみました。個人的には、「湯を揺らすんじゃねぇ、冷めちまうじゃねぇか!」と言う江戸っ子のやせ我慢の落語を思い出させる、合わせ湯が気に入りました。入り方も知らずに、どうやら一番熱い(46℃)のに入っていたようです。
夕食は湯畑では有名な中華料理店へ行きました。(入店時、長蛇の列ができており、予約をしておいてよかったです。)美味しいお料理とゴルフ談義で盛り上がりながら、楽しいひと時を過ごしました。「かかあ天下」は別として(既に経験済)、「からっ風」は、一度体験してみたかったです。
絵心(えごころ)
教室で行われるレクチャー(ティーチング)の時、ホワイトボードを使用しています。
その際、図示して分かり易くお伝えできるように心がけています。セットアップやスイング中のポーズ等を線で模った針金人形(スティック画)として描きます。クラブの絵も色々な角度からウッド、アイアンそれぞれを描きます。いつも描いている絵ですから、それなりに、ササっと描いております。皆さんの様子を見て、図示した絵が、説明の意味をちゃんと伝えられているかを気にしています。そんな中、「絵が上手い!」と言われると嬉しいものです。図工は得意で成績が良かったんですが、それが美術になると××…私の芸術心が美術の先生には伝わらなかったようです。
馬込のクラスの皆さんは、美術の先生より、堀江の絵心が分かっていただけるようで嬉しいです。と言っても皆さんが、美術ではなく、図工の絵として見えくれていることは、自覚しておりますので。これからもより分かり易くお伝えできるように頑張ります。
エチケット指導
グリーン上はスコアをまとめる上でも最も緊張をする所です。
他のプレーヤーのマークの位置を見て、打順の確認やラインを踏まないように気を付けたり、立つと失礼な場所の確認をします。更には打順に応じ旗竿を抜いたり、使用しないクラブを次に移動する位置に置いたり、ボールを拭いたりと、することが沢山あります。そして、その中にグリーン上のピッチマークの修復も含まれます。
それらを行いながら自分のラインの確認や素振りをしてパッティングに臨むことになります。【いいスコアにしたい】と言う気持ちは誰もが思うことですが、【スコアがよければいい】が優先されて、エチケットが後回しになってしまうことが無いようにしたいものです。もし仮にグリーン上にピッチマークが沢山ついたままになっていたらどうでしょうか?せっかくのナイスオンも次のパッティングでつまらない思いをすることになってしまいます。ピッチマークだらけのグリーンが少しも気にならない何て言うことがあっては欲しくないものですし、自分が付けたピッチマークでなくても気になるようになっていただきたいものです。修復にはグリーンフォークを使用しますが、実際に自分で直してみないと上手く修復できないことに気づきます。ただ直しているのを見ただけでは、正しく修復をすることは身につきません(覚えられません)。ましてやグリーンフォークすら携帯をしていない(そもそも持っていない)何て言うことがあっては欲しくありません。その様なゴルファーになって欲しく無いので、22clubでは初心者段階からコースレッスンでエチケットの指導を重要視しています。【上手なプレーヤー=エチケットのいいプレーヤー】になっていただきたいからです。
先日の森永高滝CCでのコースレッスンにご参加いただいた方には、沢山のピッチピッチマークやスパイクマーク(スパイクを引きずった傷)の修復をしていただいたので、上手に修復ができる様になりました。技術的にはもちろんですが、【エチケットのいいプレーヤー】を目指して行きましょう。
烏山城CC(アマチュア選手の優勝)
日本女子オープンゴルフ選手権はアマチュア選手の優勝で幕を閉じました。
「このコース、旦那とプレーに行ったんだけど、めちゃめちゃ難しくて、すごく大変でした。」…休憩時間に、夏休みにご主人とプレーに行かれた時のことを話してくれた方がいました。我々インストラクターにとっても忘れることのできないゴルフコースが今回大会会場となった烏山城CCです。ゴルフの普及発展のためには指導者の養成が不可欠であると、当時理解を示してくれた数少ないゴルフコースです。今は経営が変わりましたが、当時の烏山城CC会長はJGA(日本ゴルフ協会)のあらゆる役職を歴任された方です。だからこそ指導者養成にご理解をいただけたのだと思います。コースレートも74.5(本丸・三の丸)と難コースです。私もゴルフを始めたころから毎年訪れ、「このホールのTeeショットは、飛ぶプレーヤーは右、飛ばないプレーヤーは左に狙いを取ること。」「このPAR 5は無理にドライバーを使わなくてもPARが取れる。」など、色々なことを学びました。
研修の思いでもありますが、数年前、山室先生と二人で2ラウンド(36H)もして、日没ギリギリまでプレーを楽しんだことも忘れません。「帰りの運転は堀江に任せてください!」と言っておきながら、助手席で熟睡してしまいました。それぐらい魅力的なコースなので、機会があったらご一緒してください。
金太郎あめ
第41回 22club 9月度月例研修会が茨城ゴルフ倶楽部・東コースで開催されました。台風一過にならなかったおかげで、強い日差しは無く、涼しく快適なラウンドができました。
コースは明け方に去って行った台風の影響はまったく無く、最高のコンディションでした。直前に組み合わせの変更があり、今回は女性4人と、5人でのラウンドでした。キャディーさんも居りましたのでね。メンバーは、直前の組み合わせ変更で初めてご一緒させていただいた【山室先生からバトンタッチで坂本クラスに在籍】の方、米西海岸海外トラベル(パームスプリングス)以来2年ぶりのラウンドとなった【堀江担当の馬込校から銀座校へ転校した山室ゼミ生】の方、月例HDCPを1つでも減らせるように日々頑張っている【馬込校平日の坂本クラスから堀江クラスに変更】された方でした。
3人のスマートなプレーぶりや所作にはキャディーさんからお褒めの言葉をいただきました。今回の組み合わせは巡り合わせでしょうが、担当は違えども、何処を切っても出どころは同じ22club!というのはいいものでした。5人乗り乗用カート後部座席中央に座り、女性に囲まれてのカート移動は、またとない機会として、私も(が)楽しませていただきました。
一緒に確認
自分ではイメージしたことをやっているつもりでも、実際にはイメージしたこととズレが生じている…スイング練習をしているとそんな経験をされることが、しばしばあると思います。
コントロールスイングの練習の時には、ありがちではないでしょうか。自分ではやっているつもりを良し(できている)としてしまうと効果的な練習ができません。
ヒザ-ヒザ、コシ-コシなど、レッスン中はパートナーとスイングの大きさが上手に表現できているかをお互いにチェックし合い、イメージのズレを解消し、無駄な練習をしないで済むようにしています。それでも自分のイメージとのズレを感じる時や、その確認をするには、スイング映像を見て、納得して練習に取り組んでもらっています。その映像を見るのもパートナーと一緒です。
お互いにスイングチェックをしたり、色々な方のスイングを見たりすることは、上達に役立ちます。モニタの前に大勢で群がり、うるさいくらいの時もありますが、皆での会話も弾み何より楽しそうな雰囲気はとてもいいです!
自身の課題はじっくりと
今年のサマーキャンプは猛暑にならず、ここ数年では最も過ごしやすい中で行うことが出来ました。キャップ初参加の方、春に続いて参加の方、毎回のキャンプを楽しみに参加された方とそれぞれですが、個々の課題もそれぞれです。日中コアの時間は付帯施設(大きなグリーン、アプローチ練習場、深さが3段階あるバンカー、広い練習場)を利用したフィールドレッスンとコース内レッスンを行いました。そこで受けたアドバイスは、朝夕の自由練習時間に各自の課題として取り組まれていました。初めての早朝ラウンドを楽しまれた方も。もちろん全員が行ったわけでは無く、ご自身の体調と相談して、コアのレッスンを集中して受け、あとは温泉でのんびりされる方もいらっしゃいました。まぁとにかく笑いが絶えること無く、キャンプを思う存分楽しんで下さったのがとても嬉しかったです。元気と笑いの源は「食」の様でした。ホント感心するくらい三食しっか食べていたので私も安心でした。食の重要性を大学の合宿以来、感じました。…やっぱ、よく食べる方は、暑さにも負けずによく動けますね!
「もっと」ではなく、もう一回できるかな?
練習していて調子がいいと、今よりさらに「もっと」いいショットができないかと、ついつい力が入ってしまい、せっかくバランスよく出来ていたスイングを崩してしまったことはありませんか?
仮に「もっと、もっと」の調子で練習をやってその日は気分よく練習を終えても、コースへ行ったら「あれっ?こんなはずじゃなかったのに…」と、なってしまったことなども。
先日、レッスン中にドライバーのポイントを得たらナイスショットが出るようになった方が、今より「もっと」いいショットを出そうとして段々乱暴なスイングになってしまいました。とてもいいショットも出るけれど、極端なミスショットも出るようになってしまいました。「今より、もっといいショットを出そうではなく、もう一回今と同じショットができるかなと思ってショットに臨むこと。そして、もう一回できたら、さらにもう一回できるかな、という方がプレー中においては大切ではないか。」とアドバイスをしました。その後、丁寧なスイングに戻り、バランスを取り戻して練習されていましたが、私がちょっと離れたら「もっと、もっと」に…。離れた打席から「もっとじゃなく、もう一回ですよ!」と声をかると、「あっバレてたぁ。」と…。でも「もっと」の気持ち、私もよくわかります。