メンタル

キャンプ最終日の最後の9ホールは、スクランブルゲーム(チームで4人のベストボールを選択してプレーを進める)によるエンジョイトーナメントで総仕上げをします。
三日間で学んだこと、身につけたことを仲間と確認、相談しながらゲームに臨みます。…残り160Yの2ndショットを打ち終え、3rdショットの選択は、【①2ndショットを打ち損じ、残り70Yフェアウェイ、軽いアップヒル】と【②ピンまで30Y弱のガードバンカー、やや土手近し】。どちらを選択するか思案した結果②のバンカーからを選択し、結果はダブルボギー…。その状況をキャンプ後の各クラスでお話しすると、教室内では①を選択すると言われる方が、ほとんどでした。
そこで、「では、2ndショット地点から60Y以内のアプローチエリアにレイアップ(刻む)しますか?」と質問をした所、ほとんどの方が「狙います。」「レイアップするのは嫌だなぁ。」「少しでもグリーン近くへ飛ばしたい。」との回答でした。
選択の自由がありますが、狙うか、レイアップするか、この辺りがメンタルな部分だと思いますし、他人のプレーに対する意見と、自分のプレーに対する考え方の違いを感じました。同時に、普段自分一人で冷静に判断できると大叩きのホールを減らすことができるのでは?と、話をまとめました。今回プレーをしていた4人もプレーを振り替えると、「①の選択がよかったかな。」と話されていましたが、「でも…」と、侃々諤々(かんかんがくがく)と意見を交わしていました。
プレーをしている当事者でないと分からないその時の状況や心理面もあると思います。ちなみにそのチームのスコアは3オーバーの39でした。ダブルボギーを引きずらないで次のホールに臨めるスクランブルゲームの良さを忘れないで、自分のプレーに生かして欲しいです。

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