最後はアナログ

教室内でPAR3の距離計算の方法を確認しました。そのホールの距離を示した標示(看板やプレート)、ティーマーカの位置(標示通り±0、標示より後ろ+、標示より前-)、ピンポジション(センター±0、奥+、手前-)、エレベーション(平ら±0、打ち上げ+、打ち下ろし-)、風(無風±0、追い風+、向かい風-)などの各項目を挙げていただきました。でも今は距離計測器を使用している方がほとんどで、「風ぐらいしか気にしていません。競技でなければエレベーション機能も使っています。」とのことでした。ゴルフもデジタル化の波が押し寄せています。私も距離計測器を使用していますが、バッテリーがプレー途中に切れてしまった時に距離計測器に頼り過ぎて自分で考えなくなるっていることに気づいたので、今は歩測をして、高低差を目で見て、風を感じて距離を計算して、最後に答え合わせをするつもりで距離計測器を利用していることをお伝えしました。今のところまぁまぁの正答率です。そして、そんなアナログ感覚もいいものだということを付け加えました。ショットの結果で「GPSが狂っている。」「この計測器はあまり正確ではない。」などの声も耳にしますが、さしずめ「今日のキャディー(アナログ)はいまいちだなぁ…。」と言ったところでしょうか。皆さんとなんだかんだ話しましたが、肝心の「ショットをする」ことだけはヒトがすることなので永遠にアナログで、だからゴルフは面白いのだということになりました。

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