堀江重幸」カテゴリーアーカイブ

今こそ基本の見直しを

※堀江先生からの「投稿」を私(山室)がアップすることを失念していました。堀江先生ゴメンね!・・・・・・・・・・・以下がその投稿です。

馬込ゴルフガーデンで使用していた視聴覚教材「NGF National Golf School」は、国内初めての映像とテキストを使用したゴルフスクールシステムです。私もこの教材でゴルフを覚え、指導法を学び、そして、レッスン活動を行ってきました。その間にテキストにも出ているエド・コットレル先生(エドさん)にも直接ご指導をいただきました。昨今、ゴルフ指導の各論が乱れ飛んでいます。今こそ基本の見直しをするいい機会だと思います。
テキストやノートに書き込んだたくさんのメモこそ大切にしてください。22クラブで唱え続けてきた「ゴルフはシンプルに!イージーに学ぶべきです!!」は、これからの皆さんのゴルフをより豊かにしてくれるキーワードです。私もこの基本線からブレることなく、レッスンを続けていきたいと思っています。この投稿で私の22クラブ日記も終了となります。拙い文章にも関わらず、長い間お読みいただきありがとうございました。
「私たちのクラスのことですね!」「今度は私もイベントに参加します。」「毎回のオチを楽しみにしています。」等々、感想やご意見をいただきましたことに感謝、御礼申し上げます。
最後になりますが、今日1/17はエドさんの101歳のお誕生日です(お元気な様子のメールが届いています)。このタイミングで終了を迎えるのも何かのご縁を感じます。皆さん、本当にありがとうございました。

お正月を写そう

あけましておめでとうございます 
今年も宜しくお願いします 
早いもので今年は4年に一度のルール改正の年です。既に昨年末には新ルールが発表されています。今回の改正で一番の変更点は、規則とは直接関係ありませんがゴルフバッグに入れられるサイズ(A6版)の「ゴルフ規則プレーヤーズ版(簡単に言うとルールブック)」が廃止になったことでしょうか。従来のちょっと厚めの正式な「ゴルフ規則(A5版)」はこれまで通り販売されます。その厚い本をゴルフバッグに入れて持ち歩くということではありません。プレーヤーズ版にかわるものとして、スマートフォンにアプリをダウンロードして見られるようになりました。まだ翻訳が間に合っていないのか、日本語と英語が入り混じっていますが、これから徐々に整っていくのではないかと思います。
JGA(日本ゴルフ協会)のホームページhttp://www.jga.or.jp/jga/html/rules/rules.html からQRコードを写して読み取ってください。簡単にダウンロードできます。

The final week

馬込ゴルフガーデンでのスクールも最終週を迎えました。私が学んできた「成功するゴルフスクール」の形態を崩さず、レッスンをしやすい環境を整えてくれた馬込ゴルフガーデン社長はじめ、フロント、打席係、夜のメンテナンススタッフの皆さんにはとても感謝しております。
もうひとつ、常日頃から、山室からは「レッスンしたくても習いに来て下さる生徒さんが居ないと、レッスンはできないんだぞっ。」と言われてきました。当たり前のことですが、その当たり前のことを継続できたのも、暑い、寒い、雨風も関係無く、毎週レッスンに通ってくださったスクール生の皆さんのおかげです。とても感謝しております。今週末のクリスマスイブ(12/24土)とクリスマス(12/25日)は堀江とお過ごしください。お待ちしています!

ご縁

先の投稿をご覧になった方から「ホールインワンを達成するのも大変ですが、ヒトが達成する場面を目撃することも中々無いのでは?」とお話しをいただきました。言われてみると、達成するのも大変ですが、同じ組(または前後の組)の方が達成する場面に出くわすことも滅多にあるものではありません。「なのに同じ方(山室先生)のホールインワンを3回も見届けるとは、何かのご縁では!」…。
縁と言えば、私がゴルフの仕事を始めたのがJR大森駅ビルの屋上です。その後、私はNGF FAR EAST本部へ異動となり、大森のレッスンを引き継いだのが山室先生でした。本当にたまたまです。私は来年から大森のインドアゴルフ施設(CITEE)でレッスンを行うことになりました。大森にも何か縁があるのかも…。もっと奇遇なのは、倅(せがれ)が大学3年の教育実習で、給食の時間に「先生(倅)。おじいちゃんの会社で先生のお父さん(私)が働いていませんか?」と生徒に聞かれたと帰ってきました。おじいちゃんとは、「はい、山室先生のことです。」…受け持ちクラスに山室先生の孫、哲也社長の長男が居りました。こんな不思議な巡り会わせも何かの縁でしょうか。

Shot Shaping(曲げて打つ)

「あーっ調子悪いのかなぁ?すげぇフックボール打っているなぁ…。」お世辞にも「ナイスショット!」と掛け声をかけづらいその打球は、思わず「あっ!」と言ってしまいたくなるほど右へ飛び出し強烈に左に曲がってフェアウェイに戻って来きたので、「戻って来てラッキーでしたね。」と声をかけました。
そんな弾道が数ホール続き、いよいよ左に大きな池があるホールに来ると、今度の打球は左へ軽く飛び出したかと思えば右に軽く曲がり、池などお構いなしでフェアウェイをキープ…。NGF在職中に初めて山室先生とゴルフをした時のことです。

北海道出張の際、大手商社が保有するゴルフコースの下見に行きました。アメリカの有名コース設計家が手掛けたそのコースは、アメリカに居るかのように思わせる素晴らしい景観と戦略性を秘めた超難コースでした。前述したように、出張前は寝る時間を削って同行していただいておりましたので、到着して直ぐに予定外のゴルフをすることになり、てっきり調子が悪いのかと思っていました(まぁ本調子のはずはありませんけど)。ラウンドも後半に差し掛かった頃、「もしかして、わざと曲げて打っているのか!!」と、ようやっと気が付く始末。さらには、ラッキーだなんて失礼なことを言っていたので、その後の掛け声は「ナイスショット!」に修正。後方線上にも立たせてもらい、スイングと弾道を見させていただきました。面白いほど、右に左に曲がっていました(正しくは、曲げていました)。真っ直ぐ打たなくてもスコアが悪くならないことを目の当たりにした時でもありました。商社のコース担当者の方は、「うちのこのコースに初めて来て、アンダーパー(-2)でプレーした方は見たことが無い。それもバックティーから。」と、しきりに言っていました。打球の曲がりには驚きましたが、私はそれ以上に「なんでそこから?」と言うくらい入るパッティングの方が不思議でなりませんでした。(つづく)

見届け人

ゴルフを始めたら達成したいこと3つ。
1.スコア 男性は70台、女性は80台で(一度でいいから)プレーできるようになろう。
2.ホールインワン(Aceともいいます)を達成しよう。
3.エージシュートを達成しよう(達成できるくらい永く楽しもう)。
こんなお話しをスクール入会の皆さんにお話しをしています。この中でホールインワンは、誰もが達成できるチャンスがあるのではないでしょうか。私のクラスの方々は、毎年誰かしら達成をしています。22クラブ馬込でレッスンを担当してから、なぜか山室先生のここ最近3回のホールインワンに立ち会っています。すべて入るところまで見ています。ゴルフを始めて間もない哲也社長のホールインワンのときも一緒でした。さしずめ、ホールインワン見届け人と言ったところでしょうか。ホールインワンに立ち会ったことある方には、「そういう場面に立ち会った方は、そのうち自分に順番が回ってきますよ。」とお伝えします。なぜかって言いますと、昨日Aceを達成しました。(キャンプ座間 8番ホール 143Yard )あ っ、私のことで恐縮です。(つづく)

はじまりは珍道中から

28年前、NGF FAR EASTに勤務していた時、ゴルフインストラクター養成講座「NGF GOLF ACADEMY」の事務局を担当することになりました。当時は、日本たばこ産業の子会社へ出向をしており、ゴルフスクール開講のお手伝いをしておりました。
事務局を担当する時、当時のボスから「色々と相談に乗ってもらうといいよ。」と紹介されたのが、のちに主任講師をしていただくことになる山室先生でした。国内外のセミナー会場への往復の移動中(車、新幹線、飛行機)、セミナーのシラバス作成の相談に乗っていただいたり、出向先の運営アドバイスをいただいたりしておりました。
なんでも回答いただけることもあり、当時、私の周辺に居たインストラクターの方々とは、少し異質?異色?と言ったところでした。セミナーが全国で展開されることになると、行動を一緒にする機会が増え、ゴルフのことはもちろん、それ以外の興味深い話が聞けるのが楽しみでした。関西会場へ行く途中(車)、山室先生の体調が悪くなり袋井の病院へ駆け込んだこと、米国アリゾナでUSGAハンディキャップシステムのセミナーを受講しに行った時は、脱水症状で、救急車で病院に運ばれたこともありました。忙しい中、セミナー前はいつも寝る時間を削って準備をしていただき、かなりの無理を強いることに…(今の時代なら訴えられてしまうかな)。
出張先の夕食の時に聞ける話も面白かったものです。おかげで、日本酒の美味しい飲み方を学ぶことができました。そう言えば、停電の丹波篠山で、二人で牡丹鍋(闇鍋?)をつついたこともありましたっけ。(つづく)

最後はアナログ

教室内でPAR3の距離計算の方法を確認しました。そのホールの距離を示した標示(看板やプレート)、ティーマーカの位置(標示通り±0、標示より後ろ+、標示より前-)、ピンポジション(センター±0、奥+、手前-)、エレベーション(平ら±0、打ち上げ+、打ち下ろし-)、風(無風±0、追い風+、向かい風-)などの各項目を挙げていただきました。でも今は距離計測器を使用している方がほとんどで、「風ぐらいしか気にしていません。競技でなければエレベーション機能も使っています。」とのことでした。ゴルフもデジタル化の波が押し寄せています。私も距離計測器を使用していますが、バッテリーがプレー途中に切れてしまった時に距離計測器に頼り過ぎて自分で考えなくなるっていることに気づいたので、今は歩測をして、高低差を目で見て、風を感じて距離を計算して、最後に答え合わせをするつもりで距離計測器を利用していることをお伝えしました。今のところまぁまぁの正答率です。そして、そんなアナログ感覚もいいものだということを付け加えました。ショットの結果で「GPSが狂っている。」「この計測器はあまり正確ではない。」などの声も耳にしますが、さしずめ「今日のキャディー(アナログ)はいまいちだなぁ…。」と言ったところでしょうか。皆さんとなんだかんだ話しましたが、肝心の「ショットをする」ことだけはヒトがすることなので永遠にアナログで、だからゴルフは面白いのだということになりました。

フード

「先生のキャディバッグ、私の物と何か違うと思ったらカバーが付いていないんですね?」と質問がありました。カバーとはキャディバッグ上部のフードのことです。普段はクラブの出し入れをし易くするため外していること。使わない時はゴルフバッグの背中にしまってあること。宅配便でキャディバッグを送る時や、飛行機の機内に預ける時くらいにしか、取り付けないことをお話ししました。別の方からは、「フードが日焼けして色褪せてしまったので、そろそろ新しいキャディバッグが欲しい。」との相談がありました。私のフードは普段使用しないので、色褪せも無くほぼ新品同様です。むしろバッグそのものが日焼け(紫外線で)をしているので、同じ色だったはずのフードとバッグの色が違っています。白いバッグを使用している時は、はっきりとその違いが分かり、少し恥ずかしい感じがします。そうそう、フードを開けるとぬいぐるみ(ヘッドカバー)が沢山出てくる方もいらっしゃいますね。そこにもゴルフの楽しさが隠れていていいものです。でも、フードのファスナーを閉める時、中がぬいぐるみでにぎわっていて閉め辛かったり、ファスナーの部分が壊れてしまったりしている方も…。キャディバッグも使いやすさ(バッグの大きさ、入れるクラブの本数、収納ポケットの数、重さ、色など)を考慮して、お気に入りを見つけてみてください。

秋の千曲高原CC

元気ですよ~♪

三連休前に発生した台風14号が気になる中、秋のキャンプで千曲高原カントリークラブへ行ってきました。ここ数年は春のキャンプを開催していますが、今回初めて秋に訪れました。コースへ行く途中に見られる棚田は稲刈りの時期を迎えており、田植えが始まる春とはまた違った景色を楽しむことができました。
レッスンは、すべてのプログラムを予定通り行うことができました。初参加の方は、先輩方と一緒に早朝ラウンドも楽しまれました。期間中、22クラブ本部、今回参加されなかった方々から台風による大雨、強風、雷などの心配をいただきました。都内に居た方には信じられないかもしれませんが、用意して行ったレインウエア、雨用シューズは使うこと無く終えることができました。…そうそう、台風とあわせてご質問?のあった、千曲高原CCのバスも健在でしたよ。