4月期が始まり、初回は4月コースレッスン報告からスタートしました。
生憎の雨模様の中での開催でしたが、雨の時にしか学べないことがあること(ショット、クラブ選択の注意点、カジュアルウォーターからの救済 etc. )をお話ししました。
そして、雨の中でのプレーで、良いことと、悪いことをそれぞれ挙げていただきました。割りと、良いことの方が多いことにも気が付いていただけました。その良いことの中で、「傘も差さずに外で1日遊んでられることが楽しいです! 大人になって、そんなことを普段はできないから…」と言ってくれた女性が居りました。これには私も「やられたぁ~」と思いました。雨の日は、雨の準備さえしていればいいだけのことで、あとはプレーを楽しむ…とは思っていましたが、雨の中で遊ぶのが楽しいとまでは、考えもつきませんでした。
その昔、山室先生と烏山城CCで真っ暗になるまで、夢中になってゴルフをしたことがありましたが、何かそれと似ている様にも思えました。子供の頃、雨の中を濡れるのを気にもせず遊んだことや、真っ暗になるまで家に帰らなかったことを思い出します。これもゴルフの魅力、楽しみの一つではないでしょうか。…そう言えば、濡れて帰ったり、真っ暗になるまで遊んだりした後は、母にものすごく怒られたことを思い出しました。ちょー怖かったです。
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今月の第一打目
4月に入りましたが、4月1日は1月期の最終週でした。
朝一クラスの打席練習の最初のテーマは、20Yキャリーのアプローチです。いつもの様に一度集合してもらい、ターゲットグリーンのカップ周辺にキャリーさせることを説明してから、デモンストレーションを行いました。デモンストレーション1発目は、狙いより5ヤードも手前に落下。打った瞬間に「あらら、ショートしちゃったぁ。失敗!」と思っていたら、ボールはカップめがけて転がり、そのままカップイン。皆さんからは、大歓声(ワーッ)と大きな拍手(パチパチ)が上がりました。デモンストレーションとしては、本当は失敗でしたが、カップインしたことでそれを皆さんが帳消しにしてくれました。
その後、興奮冷めやらぬまま!? 打席に戻って打球練習を始めましたが、「ん?で、何するんだっけ?」「カップに入れるんじゃないよねぇ?」「クラブは何使うの?」さらには、「さっきので目が覚めました。(土9時クラスなので)」・・・まったく説明が伝わっておらず、少々反省しました(ちゃんと聞いてくれていた方ももちろんおります)。
今月の第一打目がカップインしたことは、練習場のホールカップでも嬉しいものです。これがまた、4月1日って言うのが、嘘っぽくていいなぁとも思っています。…ん!? だからか!後のクラスでその話しをしても、誰も本当のことだと信じてくれなかったのは…
ロボットアーム
道具を手で持って、標的物に当てようとするのは、普通の感覚だと思います。
でも、それをしないのがゴルフスイング…。どうしても腕力に頼って飛ばそうとしてしまうので、ワンレバーのつもりでドライバーのフルショットをしていただきました。
反応は、「振った気がしないので、飛んでいない気がする。」「けれど、こっちの方がちゃんと当たっている気がする!?」ご本人は腕を曲げることなく伸ばしっぱなしの感覚でスイングをしていて、かなり違和感があるようでしたが、そのスイング映像をご覧いただくと、「ん…?ロボットみたいに関節を曲げないでスイングしている感じなのに、普通にしか見えないじゃないですか!」ご本人が行っている感覚と実際にやっていることとのイメージのズレを確認できたようです。
以前、BIスタッフ研修で、ブリヂストンのテストサイトへ行き、スイングロボットによる見事なまでのショットを見てきました。インパクトで余計なことをしないので、設定通りの弾道を放っていました。
どんなにデジタル化が進んでも、ゴルフプレーだけはアナログ(ヒトが行う)のままです。そして、簡単には、思うように行かなかったり、予想外の結果(良くも悪くも)が得られたりするので、ゴルフは楽しいんだと思います。一喜一憂を楽しみにして、春のゴルフを楽しんでください。…真っ直ぐにしか飛ばなくなったら、つまらないと思いますよ。(なんて、そんなこともないか…な?)
なんのこっちゃ?
長くゴルフをしている我々からすると、普段当たり前に使っているゴルフ用語も、初心者の方にとっては???なことが沢山あります。
先週は、STEP 1クラスでゴルフ用具に関してお話をしました。ゴルフを始めて1ヶ月半の皆さんが中心ですが、もちろんスクール歴3年以上の先輩方もいます。初心者、経験者に関わらず、沢山の質問が出て楽しい時間になりました。「なんでウッドは4番だけ偶数番で、あとは奇数番なんですか?」とか、「数字の小さいクラブに替える時(ex. 7I→6I)、なぜ、ひと番手上げると言うのですか?」などなど、なかなか聞けない一度は誰しもが疑問に思ったことのある質問が出ました。すべて、納得いただける様に説明をしました。2W(ブラッシー)の存在もお話ししましたが、そこでお約束の「お米屋さんで売っていたジュース」の話はしませんでした(私一人空回りするネタになってきたので)。
…そう言えば、私もゴルフをはじめた頃、「テンプラが止まらないから、タラコでティーショットしたよ。あと、グリーン上はカマボコがいいかも!」…なんのこっちゃ?と思ったものです。意味の分からない方は、いつでも翻訳しますから聞きに来てください。
【短】 ハワイ報告その2
【短い睡眠時間】で疲れていても、着いた日は、ハワイ時間に体を慣らすことを目的とした、『通称:時差ボケ解消ゴルフ』からスタートです。どんなに眠く、疲れていても、プレーが始まると夢中になれるのが、ゴルフの不思議な力です。【ゴルフ経験が短い】からと、尻込みすることなくご参加いただけるのが、22クラブ海外トラベルの特徴のひとつです。「皆さん、いい方ばかりで、とっても親切にしてくれました!」と、ラウンド経験が少なく海外ゴルフデビューの初参加の方も、安心して過ごしていただけました。
【ドラ短賞】、朝イチのティーショットで、最もティーインググランドから近くにボールを飛ばせた方に用意した賞です。これは、期間中開催するスクランブルトーナメントで、「朝イチのティーショットを失敗しても何か賞を貰えるから、気楽にスタートを切ってもらいたい。」という思いで設けています。まさかトーナメント全体のオナーを務めた私が、その賞をいただくことになるとは…レディースTeeの15Y先までしか飛ばず、カッコ悪↘↘↘でしたが、そのおかげで!?皆さんリラックスしてスタートが切れたようです。…と言うことにしていただきました。
その後の私は、朝イチのティーショットを引きずることになり、数ホールの間、調子が上がらず、チームの皆さんに助けられっぱなしでした(ありがとう!の連続)。ニアピンの旗を立て忘れてしまう失態も(こちらは、ゴメンナサイ)。そして、皆さんには…と言うことにしていただきました(感謝)。そして、プレー後に山室先生から呼び出されたのは言うまでもありません。でも、パティーの成績発表の時は、私の受賞で盛り上がったので良し!?…と言うことにしていただきました。【毎年、短く感じる】あっという間の一週間です。ご参加の皆さん、ご一緒していただき大変ありがとうございました。今回ご参加いただけなかった皆さん、来年は是非ご一緒してください。来年の企画は既に始まっており、また新しいご提案が出来そうです。そこら辺にある、ただゴルフをするだけの旅行とは全く違いますので。…あと、ドラ短賞も取りに来てください。なかなか狙っても取れるもんじゃありませんよ。(実はまだ引きずっています)
プライベートコース( ハワイ報告その1)
今回のハワイゴルフトラベルは、ミッドパシフィックCC、ホノルルCC、ホアカレイCC、三つのプライベートコースでプレーを楽しみました。一つ ゴルフコースそのもの、メンテナンスを含めコンディションがいいこと。二つ ゴルファーを育てる機能があること(ティーチング & コーチング)。三つ レストランが充実していること(結婚式もできないゴルフコースは三流以下とか)。四つ プレーヤーの受け入れと、もてなすフロント機能が充実していること。以上がアメリカにおける、いいゴルフコースの条件です。NGFアメリカセミナーにおいて、当時のPGA of America 会長 トム・アディス氏がそんな話をしてくれました。中でもプライベートコースは、日本におけるメンバーシップコースと違い、メンバーとなったその日からクラブ員としての役割が与えられ、自分のクラブの運営に携わることになります。また、家族やゲストを連れてのレストラン利用も義務づけられます。そして、その年会費は60万円以上(コースによっては数百万円以上のところも)。今回の様にこれだけのプライベートコースを複数の組数で予約、プレーできる機会は、なかなか得られません。ご参加の皆さんはいいチャンスをモノにされたことになりますね!22クラブって、すごいでしょ。
得意技に
「グリーン周りは8Iを使ったチップショットでアプローチを行ってきました。大きな失敗も無く上手く行きました!」とのご報告がありました。
先月のコースレッスンの際、この時期はライ(芝の状態)があまり良くないので、グリーン周りからのアプローチは、とにかく転がすショットを優先させることを徹底しました。まず、「パッティングじゃダメかな?」から入りますが、状況によってはチップショットで。でも、チップショットで行うには中途半端な距離(例えばグリーンまで15Y前後)だと…。
応用で、8Iでグリーン手前に1クッション、または2クッションさせて、グリーンを捕えることを繰り返し行いました。距離や状況に応じて、その場でクラブ選択(7I?、9I?)をしたい所ですが、初めは目安が掴み辛いので、何か一本チップショットのクラブを決めることをアドバイスしました。そして、その時使用してもらったのが8I。
8Iでのアプローチがお気に入りになったようです。「なんで8Iなんですか?」との質問がありました。「グリップが綺麗で8Iをほとんど使っていないと思ったから…。(冗談ですが本音も半分)」 春のゴルフに向けて、そのまま得意技になると嬉しいものです。
雪男
1月度月例研修会(泉カントリー倶楽部)は、山室先生のBIブログでご報告があった通り、雪のため中止となりました。
先週は各クラスで、雪が降った時の中止判断と考え方についてお話しさせていただきました。降雪時、積雪後にプレーをした経験のある方もいらっしゃいましたので、その経験をお話しいただきました。そこで雪に関するルールの質問も自然と出てきました。
私からは、キーワードを三つ。①カジュアルウォーター ②ルースインペディメント ③プリーファードライを挙げました。疑問に思ったら直ぐにルールブックで調べてみることと、その調べ方(ルールブックの使い方)をお話ししました。新しいこととして覚えた方。勘違いをして覚えていたことを正した方。忘れていた方。様々でしたが、皆さん興味を持って聞いてくださいました。…実は私、雨男ならぬ雪男でなんです。年間100日近くゴルフ場へ行きますが、雨は5日ぐらいしかないんですけど、毎年必ず雪には降られます。この間の中止は私のせいかもしれません。お申込みされた皆さん、スミマセン。
蟷螂
気象ニュースで、「地面から高い所に蟷螂(カマキリ)が卵を産んだその年の冬は、雪が多い。」何て言うことを耳にします…。
綺麗なゴルフウエアを身にまとい、髪形をばっちり決めてラウンドをするのもゴルフの楽しみの一つだと思います。そんなプレーヤーの道具がキズだらけだったり、アクセサリ(ヘッドカバー、グローブ等)類が汚れ、色あせ、ほつれ等があったりすると、折角のドレスアップも台無しです。今のウッドクラブはぶつけると簡単に凹みやキズが付きます。割と凹んでいることに気が付いていない方も多い様なので、ぶつけたりしない様に普段から大切に取り扱って欲しいものです。クラブヘッドに人工芝の擦れ跡や土、砂が付いたままになっているなんて言うことも無い様にしたいものです。
劣化したグリップを新しくしたり、ヘッドカバーを新調したりするだけで、愛着が湧いてくるものです。日常生活で普段、身につけたり、持ち歩いたりする物は綺麗にされているので、ゴルフ道具も是非、綺麗にして欲しいものです。先週、そんなお話をレッスン休憩中にしました。同時に、数年前、朝イチのティーインググラウンドで、色あせたヘッドカバーに蟷螂の卵がくっ付いているのを見た時、ドン引きしたことを思い出しました。…さすがに「今年の冬は雪が多いのかぁ」とは思えませんでした。
おせちもいいけど、カレーもね!
明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い申し上げます。
今年も1月4日のスタッフ会議&新年会でスタートしました。皆さんが技術的な向上をしていただける様にすることはもちろん、様々な楽しみを持っていただける様、日々のレッスン、イベントにと一生懸命取り組んで行きたいと思っております。今年の方針を確認した後は、しゃぶしゃぶ食べ放題(75品目のお料理、おつまみ付き)&飲み放題で鋭気を養いました。楽しいひと時はあっという間で、締めは生玉子付きカレーでした(デザートは食べそびれました)。お腹もいっぱいでしたが、この時期のカレーはとても美味しくいただけました。ということでタイトルも…。でも、このタイトルを分かってくれる(知っている)方がどのくらいいるのかな?